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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 天城一"

Category: 国内作家 天城一    05 23, 2010
天城一『風の時/狼の時』(日本評論社)
 日本評論社から出された天城一傑作集の四冊目、『風の時/狼の時』を読む。長篇二冊+αという大ボリュームの構成で、正に掉尾を飾るに相応しい一冊。 いやいや、しかし遂にここまできたのか。最初の『天城一の密室犯罪学教程』が出たのは何と2004年のこと。同人誌とはいえ天城作品は「別冊シャレード」でかなりフォローされているから、今さら商業出版してもビジネスとして成立しないだろう、などという噂をひっくり返しての登...

Category: 国内作家 天城一    07 04, 2007
天城一『宿命は待つことができる』(日本評論社)
 天城一の『宿命は待つことができる』を読む。日本評論社から日下三蔵氏の編集で刊行されている天城一の傑作集で、その三巻目。なんと今回は長編の『宿命は待つことができる』を丸ごと収めたうえに、加えて短編を8つ。しかもそのうち1編は書き下ろしというから、相変わらず素晴らしい仕事ぶりである。まずは収録作から。『宿命は待つことができる』「彼らマンダレーより」「春は名のみか」「春の時代の殺人」「落葉松の林をすぎて...

Category: 国内作家 天城一    10 02, 2005
天城一『島崎警部のアリバイ事件簿』(日本評論社)
 立川へ出かけて『チャーリーとチョコレート工場』を観る。原作の感想は先日書いたとおりだが、映画版ではティム・バートンとジョニー・デップのコンビということで、こちらもある程度期待大。で、その期待はまったく裏切られなかった。原作のあの世界をかくもうまく再現したものだと感心する。ジョニー・デップのワンカ氏、そして子供たちの演技も絶妙で、ついでにいうとリスの演技もすごい(ちゃんと調教したらしい)。原作には...

Category: 国内作家 天城一    10 25, 2004
天城一『天城一の密室犯罪学教程』(日本評論社)
 『天城一の密室犯罪学教程』読了。 幻の探偵作家、天城一による初の短編集(同人誌や私家版はありましたが)。刊行時、マニアの間に一大センセーションを巻き起こしたことはまだ記憶に新しいが、まずは著者の作品が本としてまとめられたことに、遅ればせながら感謝したい。しかも編者である日下三蔵氏の解説、探偵作家の山沢靖雄氏による解説、そして著者自身による解説&評論付きという懇切丁寧な仕事ぶり。これで文句をいっち...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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