Posted in "海外作家 ホーナング, E・W"
- Category: 海外作家 ホーナング, E・W 09 29, 2005
- E・W・ホーナング『最後に二人で泥棒を』(論創海外ミステリ)
- E・W・ホーナング『最後に二人で泥棒を』読了。怪盗ラッフルズ・シリーズの三番目の、そして最後の短編集である。 第一短編集の『二人で泥棒を』を読んだときの印象は、正直イマイチだった。こちらが勝手な先入観でルパンのような内容やレベルを予想していたこともあり、ミステリ的な弱さばかりが気になってしまったからである。ところが続く『またまた二人で泥棒を』、そして本作と読んできて、少々その印象が変わりつつある。...
- Category: 海外作家 ホーナング, E・W 06 29, 2005
- E・W・ホーナング『またまた二人で泥棒を』(論創海外ミステリ)
- 狭い日本というのに洪水や日照りでむちゃくちゃ。もはや異常気象は異常でも何でもなくなっている気配すらある。新潟県にお住まいの方はさぞやしんどいことであろう。心からお見舞い申し上げます。 E・W・ホーナング『またまた二人で泥棒を』読了。ラッフルズ・シリーズの二冊目である。 正直言うと、一冊目の『二人で泥棒を』を読んだ時点で、残りを慌てて読む必要はまったくないと感じていたのだが(笑)。まあ、前作のラスト...
- Category: 海外作家 ホーナング, E・W 06 16, 2005
- E・W・ホーナング『二人で泥棒を』(論創海外ミステリ)
- かつて創元推理文庫で「シャーロック・ホームズのライバルたち」というタイトルのもと、思考機械や隅の老人など、同時期に活躍した探偵たちの事件簿をまとめたシリーズがあったが、ついに1冊だけ予告のまま消えていった作品があった。それが怪盗ラッフルズの冒険談である。ルパンに先駆けて登場したこの怪盗は今なお欧米では根強い人気を誇り、ずっと気になっていた作品であった。 それがご存じのとおり、論創社海外ミステリで...