Posted in "国内作家 岡本綺堂"
- Category: 国内作家 岡本綺堂 07 01, 2005
- 岡本綺堂『岡本綺堂妖術伝奇集』(学研M文庫)
- 『岡本綺堂妖術伝奇集』読了。学研M文庫から出ている「伝奇の匣」シリーズの一冊である。収録作は以下のとおり。長編小説「玉藻の前」「小坂部姫」「クラリモンド」戯曲「平家蟹」「蟹満寺縁起」「人狼」「青蛙神」短編小説「青蛙神」「蟹」「五色蟹」随筆「木曽の旅人」「江戸の化物」「高坐の牡丹灯籠」「舞台の牡丹灯籠」「小坂部伝説」「怪談劇」「温泉雑記」「木曽の怪物」 半七捕物帖で有名な岡本綺堂のもうひとつの顔が...
- Category: 国内作家 岡本綺堂 05 16, 2003
- 岡本綺堂『半七捕物帳』(講談社大衆文学館)
- 前々から噂にはなっていた光文社文庫による「江戸川乱歩全集」が八月から本当にスタートするらしい。講談社文庫の江戸川乱歩推理文庫完集にリーチがかかっている身としてはけっこう辛いものがある(苦笑)。 小説の類は春陽文庫や創元推理文庫が現役だし、だいたい読めるわけだから、要はこれまでにいろいろあった江戸川乱歩全集と比べてどれだけの付加価値があるかってことになると思うのだが、その辺はどうなのかな? ところ...
- Category: 国内作家 岡本綺堂 01 06, 2003
- 岡本綺堂『風俗江戸物語』(河出文庫)
- 仕事始め。新人も一気に5人ほど入ってきて、面倒を見たり、挨拶回りに出たり、取引先の新年会に出たりして、目が回る。久々に長い休みだったので、まだ体がぼけているのがのが哀しい、っていうか情けない。 本日の読了本は、岡本綺堂作『風俗江戸物語』。あの「半七捕物帳」の生みの親、岡本綺堂が、タイトルそのままに江戸の生活や習慣などを記したもの。内容についてはそれ以上でも以下でもなく、奇をてらったアプローチをす...