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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 小栗虫太郎"

Category: 国内作家 小栗虫太郎    02 28, 2005
小栗虫太郎『紅毛傾城』(現代教養文庫)
 小栗虫太郎『紅毛傾城』読了。現代教養文庫版「小栗虫太郎傑作選」の最後を飾る第5巻である。まずは収録作から。「源内焼六術和尚」「絶景万国博覧会」「紅毛傾城」「金字塔四角に飛ぶ」「ナポレオン的面貌」 本作は、小栗虫太郎が活躍した時期を大きくいくつかの時代に分け、その各時期の中から代表作を選んだもので、それがそのまま虫太郎の様々な側面を網羅する、という構成になっているらしい。それは江戸趣味であったり、...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    10 06, 2004
小栗虫太郎『人外魔境』(角川文庫)
 小栗虫太郎の『人外魔境』読了。週末の旅行から読み始めてようやく読み終えたのだが、法水ものなどのように読みにくいということはない。それどころかまるで別人のような読みやすさだ。ルビの多さは相変わらずだが、ペダンティズムや難解な言い回しなどはほとんど影を潜め、スムーズに人外魔境の世界に浸ることができた。 それはともかく。 本作は冒険家の折竹孫七を主人公とし、数々の魔境に挑んだ彼の活躍を描いた連作集だ。...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    08 11, 2004
小栗虫太郎『二十世紀鉄仮面』(扶桑社昭和ミステリ秘宝)
 アテネオリンピック開幕。時差がかなり香ばしく、また、けっこうな寝不足になりそうな予感。とりあえず女子サッカーの1試合目はしっかり楽しめた。ほんとにメダルいけそう。 読了本は小栗虫太郎の『二十世紀鉄仮面』。 扶桑社文庫から出たもので、『失楽園殺人事件』と合わせれば法水麟太郎ものがすべて網羅できるという優れものである。収録作は「二十世紀鉄仮面」「国なき人々」「悪霊」「小栗虫太郎小品集」「付録」。 目...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    06 13, 2004
小栗虫太郎『失楽園殺人事件』(扶桑社昭和ミステリ秘宝)
 通勤用の鞄を購入。そのついでに新刊書店や古書店で本を買いまくる。古書店では創元や早川のちょい古いところがどっと入っており、おまけに保篠龍緒の著作までを激安で発見。久々にガッツポーズ。 読了本は小栗虫太郎『失楽園殺人事件』。「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「夢殿殺人事件」「失楽園殺人事件」「オフェリヤ殺し」「潜航艇「鷹の城」」「人魚謎お岩殺し」 本書は小栗虫太郎の法水麟太郎ものを発表順に...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    05 20, 2004
小栗虫太郎『潜航艇「鷹の城」』(現代教養文庫)
 小栗虫太郎『潜航艇「鷹の城」』読了。収録作は以下のとおり。「潜航艇「鷹の城」」「地虫」「倶利伽羅信号」「人魚謎お岩殺し」「一週一夜物語」 前回に読んだ『青い鷺』から中一ヶ月。読みにくい作家なので、これぐらいのペースで十分だな、やっぱり。しかし、小栗作品の感想を書く度に「読みにくい」を連発していると、こっちの頭の悪さを告白しているようで嫌なのだが、やはり読みにくいものは読みにくい。 一応、目玉は中...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    04 22, 2004
小栗虫太郎『青い鷺』(現代教養文庫)
 小栗虫太郎の『青い鷺』(現代教養文庫)読了。収録されているのは長編というか中編というか、「二十世紀鉄仮面」「青い鷺」の二作。どちらも初読である。 『黒死館殺人事件』のインパクトが圧倒的に強すぎるため、なかなか他の長編については語られることが少ない小栗虫太郎だが、けっこう長編も書いている。それらもボチボチ読んでいこうという個人的企画である。 まずは「二十世紀鉄仮面」。法水ものではあるが、ただの本格...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    04 09, 2004
小栗虫太郎『怪奇探偵小説名作選6 小栗虫太郎集 完全犯罪』(ちくま文庫)
 引き続き小栗虫太郎。ちくま文庫の本作は、ノンシリーズものの本格探偵小説を集めた作品集で、現代教養文庫版が絶版となった状況を受けて編まれたものらしい。そのため現代教養文庫版とかなり作品がかぶっており、先日読んだ『白蟻』の収録作「完全犯罪」「白蟻」「海峡天地会」などは本書にまるまる収録されている。 ただ、「海峡天地会」のようにバージョン違いがあったり、編者の気配りが感じられる。収録作は以下のとおり。...

Category: 国内作家 小栗虫太郎    04 06, 2004
小栗虫太郎『白蟻』(現代教養文庫)
 小栗虫太郎の『白蟻』(現代教養文庫)読了。 収録作は「完全犯罪」「白蟻」「海峡天地会」の三作だが、小栗虫太郎に関する日影丈吉や横溝正史のエッセイ、長田順行の暗号論なども収録されていてなかなか充実の一冊。 小栗虫太郎のまとまった作品集を読むのはかれこれ二十年ぶりだが(まあ、アンソロジーなどではいくつか読んでいたが)、相変わらず読みにくさは天下一品。以前に比べたらこちらの読解力も上がっているはずだし...

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sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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