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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 香山滋"

Category: 国内作家 香山滋    12 13, 2020
香山滋『海洋冒険連続小説 孤島の花』(盛林堂ミステリアス文庫)
 香山滋のジュヴナイル『海洋冒険連続小説 孤島の花』を読む。盛林堂ミステリアス文庫の一冊で、三一書房の『香山滋全集』にも収録されなかった短編を収録したもの。 「海洋冒険連続小説 孤島の花」「眼球盗難事件」 収録作は以上の二篇。「孤島の花」が冒険小説、「眼球盗難事件」は探偵小説という陣容である。これまで全集に収録されなかった理由は本書の「あとがききにかえて」に詳しいけれど、普通は作品が見つからなかった...

Category: 国内作家 香山滋    01 25, 2005
香山滋『海底牢獄』(ソノラマ文庫)
 香山滋の『海底牢獄』読了。ジュヴナイルだが、以前に読んだ同じくジュヴナイルの『悪魔の星』がけっこうきつかったので、あまり期待せずに読み始める。 名探偵と呼ばれた父を亡くし、母と二人で暮らす花山達夫少年。その彼のもとに行方不明だったユキ子からの手紙が届けられた。彼女は亡父の親友の娘だった。仕事で遠方へ行った親友の頼みで、花山家で預かっていたのだが、ほどなくしてユキ子は行方不明となってしまう。その彼...

Category: 国内作家 香山滋    06 16, 2004
香山滋『地球喪失』(講談社ロマン・ブックス)
 この日記にあまりネガティヴなことは書きたくないが、ほんとに仕事でイライラすることが多い。俺自身、頭がいい方などとは夢にも思っていないが、ほんとーーーーーに世の中バカが多すぎる。日々募るイライラを読書によって少しでも解消できるってことだけでも、この世に探偵小説があってよかった思う。 香山滋の『地球喪失』読了。地球侵略もののSFといってよいのか? ある科学者が偶然に入手した未知の地球外生命体シャドウ。...

Category: 国内作家 香山滋    03 22, 2004
香山滋『怪奇探偵小説名作選10 香山滋集 魔境原人』(ちくま文庫)
 本日の読了本は『怪奇探偵小説名作選10 香山滋集 魔境原人』。日下三蔵氏の編集による香山滋集で、あの人見十吉ものをすべて網羅した秘境冒険小説集である。 秘境探検家の人見十吉が未知の宝や生物を求めて秘境を旅し、絶世の美女とロマンスに陥ったりしながら、数々の驚異に翻弄される物語。今では全集もあるし、アンソロジーでも多くの作品が読める人見十吉ものだが、こうして一冊にまとまって読めるという便利さはありがたい...

Category: 国内作家 香山滋    08 30, 2003
香山滋『魔婦の足跡』(扶桑社昭和ミステリ秘宝)
 相変わらずの休日出勤。楽になるのは九月の中旬過ぎか? とりあえずストレス解消のため、出勤前に渋谷東急の古書市と新刊書店へ寄って、しこたま買いまくる。古書市では少しずつ本当に少しずつ集めている「別冊宝石」を数冊、正木不如丘の『とかげの尾』(函欠けだけど安かったので嬉しい)など。新刊では『日影丈吉全集3』、マックス・アフォードの『魔法人形』、マイケル・ギルバートの『スモールボーン氏は不在』(もう出た...

Category: 国内作家 香山滋    03 13, 2003
香山滋『悪魔の星』(ソノラマ文庫)
 ようやく読書ペースが戻りつつある。本日はジュヴナイルでお茶を濁そうと香山滋の『悪魔の星』を持って家を出る。香山滋の子供向け作品は初めて読むので、どんなものか興味津々であった。 東シナ海を我が物顔で暴れ回る海賊「悪魔の星」。幼い頃彼らに誘拐された山住譲治は、同じく誘拐された少女エミとともに脱出を決意する。追跡の手をようやく振り切り、ある孤島にたどりついた二人は、島でエミとそっくりの少女とその祖父と...

Category: 国内作家 香山滋    01 14, 2003
香山滋『月ぞ悪魔』(出版芸術社)
 朝起きてもまったく熱が下がる様子もなく、会社を欠勤する。発熱したときには熱いうどんを食って目一杯フトンを重ねて汗をかきまくってひたすら寝る。ガキの頃からこの方法を用い、どんな高熱もわずか一日あれば平熱に回復できたのだが、この歳になると新陳代謝能力の衰えからか、そうは簡単にいかないようだ。といっても食欲がないからうどんも食っていないんだけど。 それでも暖房を強めにして汗はけっこうかいて寝ていたため...

Category: 国内作家 香山滋    12 18, 2002
香山滋『海鰻荘奇談』(講談社大衆文学館)
 本日も香山滋。現代教養文庫版を読み終えたので、手近にあった講談社の大衆文学館シリーズから『海鰻荘奇談』を引っ張り出す。ところが現代教養文庫版とかなりの重複があり、ここ数日で読んだものは飛ばしていったため、アッという間に読み終えてしまう。収録作は以下のとおり。「オラン・ペンデクの復讐」「海鰻荘奇談」「怪異馬霊教」「白蛾」「ソロモンの桃」「蜥蜴の島」「エル・ドラドオ」「金鶏」「月ぞ悪魔」 管理人はた...

Category: 国内作家 香山滋    12 17, 2002
香山滋『妖蝶記』(現代教養文庫)
 現代教養文庫版の「香山滋傑作選」三冊目、『妖蝶記』が本日の読了本である。まずは収録作から。「海鰻荘奇談」「妖蝶記」「月ぞ悪魔」「北京原人」「キキモラ」「ガブラ」 相変わらずの古生物学的趣味爆発のラインナップ。なんとも魅力的な響きのタイトルが並ぶ。やはり三一書房の全集が買えない人は、この現代教養文庫だけでもそろえておいた方がよいだろう。こちらもそれなりの古書価格だが、まあ、全集をそろえることを思え...

Category: 国内作家 香山滋    12 13, 2002
香山滋『オラン・ペンデクの復讐』(現代教養文庫)
 中毒性が高いと先日の日記に書いたとおり、本日の読了本も香山滋。お次は同じく現代教養文庫から『オラン・ペンデクの復讐』。 香山滋は探偵作家として紹介されることも多いが、しかしながらその作品は圧倒的にSF・幻想系である。また、古生物学に強い興味をもっていたこともあって、数々の不可思議な生き物が登場する作品も多く、映画『ゴジラ』の原作者であることは有名な話だ。本日読んだ『オラン・ペンデクの復讐』には、そ...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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