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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 グランジェ, ジャン=クリストフ"

Category: 海外作家 グランジェ, ジャン=クリストフ    07 30, 2004
ジャン=クリストフ・グランジェ『コウノトリの道』(創元推理文庫)
 『クリムゾン・リバー』でブレイクしたジャン=クリストフ・グランジェの処女作を読んでみた。創元推理文庫の『コウノトリの道』である。 大学院で論文を書き上げた青年ルイは、鳥類研究家の伯父ベームから奇妙な依頼を受けた。秋にアフリカに渡り、春にはヨーロッパに帰ってくるコウノトリが、今年は何故か大量に戻らなかった。その原因を探るため、ルイにコウノトリのルートを追ってほしいというのだ。 ところが調査に出かけ...

Category: 海外作家 グランジェ, ジャン=クリストフ    01 28, 2002
ジャン=クリストフ・グランジェ『ヴィドック』(角川文庫)
 ヴィドックという探偵がフランスに実在したことをご存じだろうか? 本日の読了本は、そのフランスの探偵ヴィドックを主人公にした作品、ジャン=クリストフ・グランジェ作の『ヴィドック』。 時は十九世紀。舞台はパリ。凶悪犯から警官、そして探偵へと転じたヴィドックは、ある連続殺人の謎を追うが、逆に犯人に殺されてしまう。その死が報じられるや、ヴィドックの相棒、ニミエの元に現れたのが、ヴィドックの伝記作家を名乗...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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