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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 鮎川哲也"

Category: 国内作家 鮎川哲也    01 02, 2014
鮎川哲也『完璧な犯罪』(光文社文庫)
 新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。 大晦日の記事でこの一年間の疲れをとらなければ、なんてことを書いたのだが、言ってるそばから発熱して元旦はほとんど寝て過ごす。休みに入ってとにかくさっさと大掃除や買い出しは済ませ、いち早くぼーっとできる態勢を作ろうと考えていたのだけれど、いざそういう状態になると気が抜けてしまったのか、一気に疲れが出たようだ。世の中ままなりませ...

Category: 国内作家 鮎川哲也    03 02, 2013
鮎川哲也『崩れた偽装』(光文社文庫)
 仕事絡みで何かと気忙しい。本日も休日ながら仕事絡みで出かけたり、資料をまとめたり。 鮎川哲也の短編集『崩れた偽装』を読む。まずは収録作。「呼びとめる女」「囁く唇」「あて逃げ」「逆さの眼」「扉を叩く」「赤い靴下」「パットはシャム猫の名」「哀れな三塁手」  「哀れな三塁手」が文庫初収録ということで一応は目玉。ただ、本書が興味深いのはそんなことではなく、倒叙ミステリを集めた短編集だということ。オーステ...

Category: 国内作家 鮎川哲也    07 20, 2012
鮎川哲也『灰色の動機』(光文社文庫)
 鮎川哲也の『灰色の動機』を読む。 ノン・シリーズ初期短編を集めたこのシリーズもこれで三冊目だが、もともと落ち穂拾い的な性格が強い作品集だけに、過剰な期待は禁物である。それでも処女作やSFというレアっぷり爆発な作品が採られているだけに、ついつい期待してしまうのは致し方ないところである。以下、収録作。「人買い伊平治」「死に急ぐもの」「蝶を盗んだ女」「結婚」「灰色の動機」「ポロさん」  「人買い伊平治」...

Category: 国内作家 鮎川哲也    05 30, 2012
鮎川哲也『この謎が解けるか? 鮎川哲也からの挑戦状! 2』(出版芸術社)
 『この謎が解けるか? 鮎川哲也からの挑戦状! 2』を読む。 前作『この謎が~1』と同様、犯人当てミステリドラマ「私だけが知っている」のシナリオ集。収録作は以下のとおりだが、今回はボーナストラックとして、1959年の学習雑誌『中学コース』に掲載されたクイズ形式の短編を収録しているのが嬉しいところだ。「おかめ・ひょっとこ・般若の面」「翡翠のブローチ」「制服の乙女」「観山荘事件」「青嵐荘事件」「騎士と僧正」「...

Category: 国内作家 鮎川哲也    04 21, 2012
鮎川哲也『この謎が解けるか? 鮎川哲也からの挑戦状! 1』(出版芸術社)
 かつて五十年ほど前にNHKで放送されたミステリドラマ「私だけが知っている」。単なるミステリドラマにとどまらず、解答陣によるディスカッションを組み込んだそのスタイルは、「推理する」という楽しさをお茶の間に届けることに成功し、大河ドラマがスタートするまで、NHKの土曜夜の看板番組だった。 そして、その推理ドラマのシナリオを担当したのが、当時の売れっ子ミステリ作家たちであり、鮎川哲也もその一人。本日の読了本...

Category: 国内作家 鮎川哲也    02 19, 2012
鮎川哲也『謎解きの醍醐味』(光文社文庫)
 小金井公園の「うめまつり」を見物にいく。野点や琴演奏などが開催されているし露店も出ているから、まずまず賑やかなのだけれど、この冬の寒さで肝心の梅はほとんどがまだ蕾。梅を愛でるにはちょっと早かったようだ(苦笑)。あと十日はかかりそうなので、興味をもたれた方、ご注意ください。 そんなわけでお好み焼きやら焼き鳥でお茶を濁して帰宅。 読了本は鮎川哲也の短編集『謎解きの醍醐味』。同じ光文社文庫...

Category: 国内作家 鮎川哲也    06 19, 2011
鮎川哲也『アリバイ崩し』(光文社文庫)
 ブログのカテゴリーを一部修正。「アンソロジー」をこれまで編者別であいうえお順に並べていたのだが、どうにも検索性が良くないので、出版社別あいうえお順に変更。まとまったシリーズや叢書がある場合は、そこからさらに独立させる方向で。 昨日に引き続いて鮎川哲也をもう一冊。こちらは現役バリバリ、先月に光文社文庫で出たばかりの『アリバイ崩し』。タイトルどおりアリバイ崩しネタを集めた短編集だが、裏テーマとして――...

Category: 国内作家 鮎川哲也    06 18, 2011
鮎川哲也『悪魔博士』(光文社文庫 )
 鮎川哲也のジュヴナイルを集めた短編集『悪魔博士』を読む。少年探偵の鳥羽ひろし君を主人公とする連作短編と、同じく少年探偵、森冬彦君を主人公とする表題中編の計11作。『鳥羽ひろし君の推理ノート』 「テープの秘密」 「真夏の犯罪」 「幻の射手」 「クリスマス事件」 「冬来たりなば」 「油絵の秘密」 「幽霊塔」 「黒木ビルの秘密」 「ろう人形のナゾ」 「斑鳩の仏像」『悪魔博士』  先日の記事でクリーク譚を...

Category: 国内作家 鮎川哲也    02 12, 2007
鮎川哲也『二つの標的』(出版芸術社)
 鮎川哲也の『二つの標的』を読む。出版芸術社から出た鮎川哲也コレクション挑戦編の第三巻。読者への挑戦を付した本格短編集である。収録作は以下のとおり。「ドン・ホォンの死」「ポルノ作家殺人事件」「砂の時計」「葬送行進曲」「詩人の死」「死人を起す」「二つの標的」「七人の乗客」「終着駅」「占魚荘の惨劇」「密室の妖光」 個人的にはゲームゲームした本格探偵小説は正直好きではないが、それは時としてあまりにリアリ...

Category: 国内作家 鮎川哲也    11 08, 2006
鮎川哲也『白馬館九号室』(出版芸術社)
 鮎川哲也の『白馬館九号室』を読む。出版芸術社から出ている「鮎川哲也コレクション挑戦篇」の第二巻である。収録作は以下のとおり。「白馬館九号室」「ふり向かぬ冴子」「花と星」「貨客船殺人事件」「尾行」「茜荘事件」「悪魔の灰」「おかめ・ひょっとこ・般若の面」 全体としては第一巻の『山荘の死』に比べると分は悪いが、テレビの推理番組『私だけが知っている』の脚本を小説化したものがいくつか収められているのが目玉...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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