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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 ニーリイ, リチャード"

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    08 31, 2014
リチャード・ニーリイ『リッジウェイ家の女』(扶桑社ミステリー)
 リチャード・ニーリイの『リッジウェイ家の女』を読む。 著者のニーリイはサイコ・サスペンスの走りみたいな文脈で語られることもあるが、どちらかというとそれは味付け。持ち味は綿密なプロットとケレン味たっぷりのどんでん返しにある。要は読者をアッといわせることに重きを置いた、あざとさ満点のスリラーの書き手だ。 もっと人気が出ても不思議ではないのだが、なぜか日本ではそれほど売れたという話も聞かないし、いろい...

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    05 20, 2009
リチャード・ニーリイ『亡き妻へのレクイエム』(ハヤカワミステリ)
 リチャード・ニーリイを読んでみる。計算されたプロットに大どんでん返し、ときどきサイコ。ニーリイ作品の特徴といえば、だいたいこの辺りだろう。意外な真相、という点では正にミステリのど真ん中を行くのだろうが、根っこのところでは論理で押すタイプではないので、本格原理主義の方々からはやや異端視されるかもしれない。とはいえ、やはりこのケレンは魅力的だ。ミステリの魅力を人に伝えるには、オススメしやすい作家なの...

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    01 07, 2008
リチャード・ニーリィ『愛する者に死を』(ハヤカワミステリ)
 リチャード・ニーリィの『愛する者に死を』を読む。『心ひき裂かれて』や『殺人症候群』『オイディプスの報酬』といったトリッキーな作品でその名も高いニーリィだが、本書はそんな彼が1969年に書いたデビュー作である。こんな話。 業績不振に悩む出版社の社長、マイクルの元に、奇妙な手紙が届けられた。P・Sと名乗るその手紙の送り主は、殺人の実行を宣言しており、その顛末を出版しないかというのだ。マイクルはその話にとび...

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    04 26, 2004
リチャード・ニーリィ『心ひき裂かれて』(角川文庫)
 クライアントの編集長と飲む。景気のいい話はまったく聞けず。クライアントに元気がないとこっちも困るんだけどなぁ。 リチャード・ニーリィの『心ひき裂かれて』読了。 角川文庫で復刊されたニーリィの三冊、『オイディプスの報酬』『殺人症候群』と続けて読んでみたが、いやー、堪能しました。個人的な評価だが、たまたま後に読んだものほど出来がよかったので、よけいに楽しめた。 で、一番面白かった『心ひき裂かれて』だ...

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    04 17, 2004
リチャード・ニーリィ『殺人症候群』(角川文庫)
 久々に南大沢のアウトレットモールへ出かけ、服やら何やらを買い込む。帰宅後はファクスで届いていた諸々の仕事をチェック。 先日の『オイディプスの報酬』がまずまず良かったのでさらに『殺人症候群』を読む。世間的な評価はこちらが上なので、それなりに期待して読み始めたが、確かに面白い。今回は面倒なのでネタバレありでいく。ご注意あれ。 主人公はランバート・ポストという冴えない広告取りの電話営業マン。これまでみ...

Category: 海外作家 ニーリイ, リチャード    04 14, 2004
リチャード・ニーリィ『オイディプスの報酬』(角川文庫)
 先週末から鼻水が止まらないうえに目もしょぼしょぼ。おまけに頭もずきずきして、まったく仕事が手につかない。急に冷え込んだこともあり、てっきり風邪だと思っていたが、これってやはり花粉症なのかもしれない。なんだか去年も似たようなことを日記に書いた気もするが、とにかく辛い。 本日の読了本はリチャード・ニーリィの『オイディプスの報酬』。 長らく絶版だった角川のニーリィ作品が、一挙に三作すべて文庫で復刊され...

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sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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