Posted in "海外作家 カーシュ, ジェラルド"
- Category: 海外作家 カーシュ, ジェラルド 07 24, 2009
- ジェラルド・カーシュ『犯罪王カームジン』(角川書店)
- 本日の読了本は、ジェラルド・カーシュの『犯罪王カームジン』。 近年、再発掘されまくった感のある異色作家短編だが、ジェラルド・カーシュはその重要な一角を占める作家だろう。特筆すべきはその豊かな想像力か。奇抜なアイディアをひねくれたユーモアで包み込む独特の世界は、カーシュならではのものだ。 そんなカーシュの作品の中でも、とりわけユーモアを前面に押し出したのがカームジン・シリーズ。希代の詐欺師にして...
- Category: 海外作家 カーシュ, ジェラルド 01 15, 2004
- ジェラルド・カーシュ『廃墟の歌声』(晶文社)
- 晶文社ミステリの『廃墟の歌声』読了。本作の前に出版された『壜の中の手記』がかなり好評だったようで、思いのほか早く出版されたカーシュの第二弾である。『壜の中の手記』を読んだことがある人ならおわかりのように、やはり最初にセンスというか才能ありきの作風なので、こちらも安心して楽しむことができる。 今回、特に嬉しかったのは、天才詐欺師にして大泥棒のカームジン・シリーズがいくつか掲載されていることだろう。...
- Category: 海外作家 カーシュ, ジェラルド 10 04, 2002
- ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』(晶文社)
- 仕事がたまって休日出勤になりそうだったが、土曜には芝居を観る予定が入っていて、すでにチケットも購入済み。そのため気合いを入れて仕事を今日中に終わらそうと決意。朝の四時頃までかかったが何とか終了し、始発まで少し時間もあるのでサウナへ直行。一風呂浴びてから帰宅するが、結局ほとんど寝ずに芝居を観る羽目になりそうである。やばいなあ。 晶文社ミステリの第二回配本となるジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』を...