Posted in "海外作家 クラヴァン, アンドリュー"
- Category: 海外作家 クラヴァン, アンドリュー 09 12, 2003
- アンドリュー・クラヴァン『妻という名の見知らぬ女』(角川文庫)
- 久々に金曜を代休にして、休みらしい休みをとる。おお、連休じゃ連休じゃ。でも日曜は仕事……。 しかしながら、とりあえず読書で夜更かしができるというのはいいものである。ま、別に普段でも夜中まで本は読んでいるのだが、疲れているせいか、いつの間にか途中で寝ていることが多いし。 で、一気に読んだのがアンドリュー・クラヴァンの『妻という名の見知らぬ女』。この人も安定していい作品を送り続けているとは思うのだが、...
- Category: 海外作家 クラヴァン, アンドリュー 09 26, 2002
- アンドリュー・クラヴァン『愛しのクレメンタイン』(創元推理文庫)
- 鮎川哲也氏が亡くなる。また、巨星墜つ、という感じで、今年は非常にミステリ畑の逝去者が多い。なんとも悲しい限りである。 私が初めて鮎川作品に接したのは角川文庫の『黒いトランク』。当時中学生だった私にはやや退屈な部分もあったが、緻密な構成に本格のお手本を見たような気がし、なにか惹かれるように『ペトロフ事件』や『黒い白鳥』、『憎悪の化石』といったあたりを次々と読んでいった。最近ではすっかり離れてしまっ...