Posted in "海外作家 アイルズ, グレッグ"
- Category: 海外作家 アイルズ, グレッグ 06 23, 2003
- グレッグ・アイルズ『神の狩人(下)』(講談社文庫)
- グレッグ・アイルズの『神の狩人』読了。 上巻を読む進めるうちに気になったのは、本作がインターネット上でのテクニックを駆使した犯人との駆け引きに大きな比重を置いているのか、それとも哲学的なロジックを操る犯人の異常さに比重を置いているのか、読みどころはどちらなのだろうということだった。上巻ではどっちつかずの感があったのだ。 結論からいうと本書は後者のパターン。 犯人がインターネット上を徘徊し、主人公...
- Category: 海外作家 アイルズ, グレッグ 06 21, 2003
- グレッグ・アイルズ『神の狩人(上)』(講談社文庫)
- 昼間は相方の買い物のお供で愛犬二匹も連れて吉祥寺に。帰りには井の頭公園をぶらぶら散歩するが、この暑さにもかかわらずけっこうな人出である。 刊行当時はそこそこ話題になったグレッグ・アイルズの『神の狩人』。サイコものであると同時に、インターネットを取り入れたのが特徴だったと覚えている。実は長らく積ん読だったのだが、少し前に読んだディーヴァーの『青い虚空』がハッカーネタだったので、何となく比べてみたく...