Posted in "海外作家 グリーン, グレアム"
- Category: 海外作家 グリーン, グレアム 05 21, 2003
- グレアム・グリーン『情事の終り』(早川書房)
- 仕事が緩やかに忙しくなっていく。徐々に体も頭も重くなる。こういう感覚は久しぶりだ。私の仕事の場合、だいたい一気に忙しくなるのが普通なのだが、仕事の性質がここ一年でだいぶ変わってしまったため、最近は磨り減る感じで疲れていくことが多い。なんだか嫌な疲れ方ではあるな。あんまり鬱にならないよう気をつけねば。 そんなわけで読書もあまり派手で疲れそうなのは避け、本日はグレアム・グリーンの『情事の終り』を読む...
- Category: 海外作家 グリーン, グレアム 01 21, 2003
- グレアム・グリーン『第三の男』(ハヤカワ文庫)
- またまた仕事が忙しくなってきた。3月が期末というクライアントが多いため、その時期までに納品しなければいけない仕事がどんどん入ってくる。会社的にも個人的に少々キャパオーバー気味で、体調がやや不安だが、それでも仕事はこなさなければならない。ハードボイルドやなぁ。 グレアム・グリーンがマイブームになりつつある。本日の読了本は、圧倒的に映画の方が有名な『第三の男』。しかし、それには当然とも言える訳があっ...
- Category: 海外作家 グリーン, グレアム 01 15, 2003
- グレアム・グリーン『スタンブール特急』(早川書房)
- グレアム・グリーンと言えば、文句なしにイギリスを代表する偉大な作家の一人。思想と取材によって裏づけされたその作品群は、純文学とエンターテインメントの狭間を自由に泳いでいるという印象が強い。 「印象が強い」と書いたのは、私がグリーンの作品を一冊も読んだことがなく、雑誌やガイドブック等の伝聞でしかグリーンの作品を知らないからである。一応ミステリ歴三十年、マニアと言えるぐらいはミステリを読んできた身で...