ADMIN TITLE LIST
Selected category
All entries of this category were displayed below.

 二日連チャンの飲み会。先週末から外で飲んでばかりで、少々きついです。ウコンでも飲んでおかないと……。

 デイヴィッド・アリグザンダーの短編集『絞首人の一ダース』を読む。
 ミステリの短編集といえば、鮮やかなオチや奇妙な味で読ませるタイプが多いが、本作は珍しく味わいで読ませる一冊。スタンリー・エリンが推薦文を書いていることからも、だいたいの雰囲気が予測できるのではないだろうか。「人生という大木を途中でスパッと切って、その断面を見せるのが短編だ」みたいな文章を昔何かで読んだことがあるが、本作などはまさにその形容にふさわしい。
 特にいいなと思えるのは「タルタヴァルに行った男」や「そして三日目に」「アンクル・トム」「デビュー戦」といった余韻の残る物語。その反対に、技巧に走った「優しい修道士」「悪の顔」あたりは特に新味もなく感心できない。
 正直、このレベルであればエリンの域にはちょっと及ばないと思うのだが、平均点はクリアしており、まずまず楽しめる一冊ではある。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説