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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 ホック, エドワード・D"

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    07 14, 2023
エドワード・D・ホック『フランケンシュタインの工場』(国書刊行会)
 かつてハヤカワ文庫から、エドワード・D・ホックのシリーズもののSFミステリ『コンピューター検察局』と『コンピューター404の殺人』が刊行された。もう四十年以上も前のことである。未来の地球を舞台に、コンピュータ検察局の捜査員、カール・クレイダーとアール・ジャジーンの活躍を描いた物語であった。 特にシリーズ一作目となる『コンピューター検察局』は、SFの部分が古臭い感じは受けたもののミステリとしては悪くない作...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    06 15, 2019
エドワード・D・ホック『コンピューター404の殺人』(ハヤカワ文庫)
 エドワード・D・ホックの『コンピューター404の殺人』を読む。著者の数少ない長編のひとつで、SFミステリ「コンピューター検察局」シリーズの第二作目。主人公はシリーズ一作目『コンピューター検察局』と同様、局長カール・クレイダーと副局長アール・ジャジーンのコンビが務め、また、前作で活躍した過激派グループ〈HAND〉のユーラーが、本作でも再び主役級の活躍を見せる。 まずはストーリー。アメリカ・カナダ合衆国の大統...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    12 22, 2018
エドワード・D・ホック『コンピューター検察局』(ハヤカワ文庫)
 エドワード・D・ホックといえば短編ミステリの名手として知られているけれど、シリーズ探偵が多いことでも有名だ。本日の読了本『コンピューター検察局』もコンピューター検察局のカール・クレイダーとアール・ジャジーンが活躍するシリーズの一作で、珍しいことにこれが長編、しかもSFミステリである。 こんな話。物体を高速で移送させる夢の装置〈トランスベクション・マシン〉の発明者デフォーが腹痛を訴え、診察を受ける。...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    08 19, 2014
エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿V』(創元推理文庫)
 エドワード・D・ホックの『サイモン・アークの事件簿V』を読む。オカルト探偵サイモン・アークを主人公にした日本オリジナルの短編集、その第五巻である。 1950年代から2000年代に書かれたものから八篇をセレクトしているが、これで一応、サイモン・アーク短編集は打ち止めとなるようだ。全作紹介といかなかったのは残念だが、もともと傑作選の意味合いで始まったものだけに、これは仕方あるまい。 収録作は以下のとおり。Stre...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    04 19, 2013
エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿IV』(創元推理文庫)
 エドワード・D・ホックの『サイモン・アークの事件簿IV』を読む。 早いものでオカルト探偵サイモン・アークの日本版短編集もこれで四巻目となる。以前の三冊は著者ホックが自らセレクトした短編集だったが、ホック亡き後の四巻目は、訳者の木村二郎氏が編んだものだ。収録作は以下のとおり。The Hoofs of Satan「悪魔の蹄跡」The Judges of Hades「黄泉の国の判事たち」The Hour of None「悪魔がやって来る時間」The Dragon Mur...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    01 26, 2013
エドワード・D・ホック『エドワード・D・ホックのシャーロック・ホームズ・ストーリーズ』(原書房)
 二〇〇八年に亡くなったエドワード・D・ホックの最後の作品集となったのが、本日の読了本『エドワード・D・ホックのシャーロック・ホームズ・ストーリーズ』。言うまでもなくホームズ譚のパスティーシュをまとめた短編集である。まずは収録作。The Most Dangerous Man「いちばん危険な人物」The Return of the Speckled Band「まだらの紐の復活」The Adventure of Vittoria, the Circus Belle「サーカス美女ヴィットーリアの事...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    03 25, 2012
エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿III』(創元推理文庫)
 エドワード・D・ホックの『サイモン・アークの事件簿III』を読む。オカルト探偵サイモン・アークものの短編集第三弾。まずは収録作から。The Witch Is Dead「焼け死んだ魔女」Sword for a Sinner「罪人に突き刺さった剣」The Weapon Out of the Past「過去から飛んできたナイフ」The Sorceress of the Sea「海の美人妖術師」Prisoner of Zerfall「ツェルファル城から消えた囚人」The Way Up to Hades「黄泉の国への早道」The Vir...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    04 08, 2011
エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿II』(創元推理文庫)
 エドワード・D・ホックの『サイモン・アークの事件簿II』を読む。 ホックの生んだ探偵は数多いが、アークはオカルト探偵としてひときわ異彩を放つ存在だ。本書はそのアークの活躍譚の中から著者自身がセレクトした、いわば自選作品集の第二弾である。  二千年の長きにわたり、悪魔を探し求める謎の男サイモン・アーク。彼の行くところ、常に超自然現象が発生し、怪奇な事件が巻き起こる。だが、その裏に隠された真実は……。 ...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    07 22, 2010
エドワード・D・ホック『夜の冒険』(ハヤカワ文庫)
 ちょくちょくおじゃましている空犬さんのブログで知ったのだが、本日から池袋の東武百貨店で「甦る江戸川乱歩の世界展」というものが始まったらしい。ついこの前に横浜で「大乱歩展」があったばかりだし、同じ池袋の東武百貨店でも「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」というのが何年か前にあったよなと思ったが、どうやら乱歩の資料や蔵書も公開されるけれど、同時に乱歩作品にインスパイアされた現代のアーティストの作品展示が中心...

Category: 海外作家 ホック, エドワード・D    01 12, 2010
エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿VI』(創元推理文庫)
 エドワード・D・ホックの『サム・ホーソーンの事件簿VI』を読む。 シリーズ作品を発表順にすべて収めてきたこの日本版サム・ホーソーン全集も、この巻をもって終了。理由はミステリファンの皆様ならご存じのとおり、作者の逝去(そういえばこの17日で丸二年になる)。亡くなったことは残念だが、人気もあるうえにMWA巨匠賞まで受賞し、最後まで作家として執筆活動を続けられたわけだから、作家としてはずいぶん幸せな方であろう...

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sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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