ADMIN TITLE LIST
Selected category
All entries of this category were displayed below.

 大橋博之氏の編纂による『柳柊二 怪奇画帖』を読む。まあ、読むといっても画集なので、眺めるというほうが相応しい。

 柳柊二という人は昔の少年誌やSFものなどで活躍した挿絵画家だ。
 名前は知らなくても、おそらく三十代後半以上の人ぐらいなら、子供の頃によく見かけたのではないだろうか。タッチはリアルで冷たい静謐なイメージ。これが幽霊とか妖怪とか怪獣の絵に非常にマッチしており、怖さを倍増している気がする。
 本作ではそんな怖い絵をなんと200点あまり収録、なかなかのボリュームである。もう少し解説文があればなおよいが、まずは画集が出たということだけでも満足すべきなのだろう。個人的には香山滋や小栗虫太郎の諸作品を題材にした作品が多数載っているのが嬉しい。
 ちなみに版元のラピュータでは、SF本のカバーなどでお馴染みの武部本一郎や加藤直之らの画集も発売している。こちらもそのうち買わねば。

テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説