fc2ブログ
探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 小泉喜美子"

Category: 国内作家 小泉喜美子    02 03, 2018
小泉喜美子『殺さずにはいられない』(中公文庫)
  小泉喜美子の短編集『殺さずにはいられない』を読む。 元版は青樹社がかつて新書版で出したものだが、それにリクルートの女性求人誌『とらばーゆ』(懐かしい!)に連載していたショートショート六編をボーナストラックとして加えたもの。青樹社版が入手難ということで出してくれるだけでもありがたいのだけれど、それに書籍初収録となるショートショートをつけるところなど、さすが日下氏の編集に抜かりはない。 「尾行報告...

Category: 国内作家 小泉喜美子    08 02, 2017
小泉喜美子『痛みかたみ妬み』(中公文庫)
 小泉喜美子の短編集『痛みかたみ妬み』を読む。古書にあらず、なんと新刊。最近、小泉喜美子も『血の季節』やら『殺人はお好き?』やら、いろいろと復刊が続いてめでたいことである。 さて、本書はかつて双葉社から刊行された短編集『痛みかたみ妬み』の増補版である。追加で加えられたのは、学生向け雑誌に発表された作品を中心に四作。うち二作は単行本未収録ということで、たんなる復刊にしないところはさすが日下氏。 ちな...

Category: 国内作家 小泉喜美子    03 19, 2016
小泉喜美子『血の季節』(文春文庫)
 小泉喜美子の作風といえば、翻訳ミステリ風の洒落た都会派サスペンスというイメージがあるのだが、意外にトリッキーなものや幻想的な作品も少なくない。本日の読了本はそんな幻想系のほうの代表作『血の季節』。 物語はある事件の容疑者の告白で幕を開ける。それは男の人生の回想でもあり、そもそもの始まりは昭和十二年、男がまだ小学三年生の頃であった。空想癖のあるその少年には親しい友人がいなかったが、あるときヨーロッ...

Category: 国内作家 小泉喜美子    08 06, 2007
小泉喜美子『暗いクラブで逢おう』(徳間文庫)
 本日もDVDで映画鑑賞。ものは『ナイト・ミュージアム』。 もしも博物館の展示物が生きていたら、というお話なのだが、展示物が生きている理由なんてどうでもよくて、あくまでドタバタを楽しみつつ、父子のドラマもちょっと盛り込んでみました、という典型的なユルめのハリウッドコメディ映画。何気なくCGも頑張っているのだが、『トランスフォーマー』を観たあとではさすがに分が悪いか(笑)。 本日の読了本は小泉喜美子の『...

Category: 国内作家 小泉喜美子    04 10, 2007
小泉喜美子『太陽ぎらい』(出版芸術社)
 近況報告。 土曜は仕事で午前様。三時間ほど睡眠をとり、早朝から千葉のマザー牧場へドライブ。走行距離約240km。 日曜は車を電信柱にこする。フェンダーも心も共にへこむ(泣)。 月曜は会社の部下を連れて飲み会。午前様まで痛飲した後、会社に戻って仕事。朝帰り。 さて、火曜日の本日は小泉喜美子の『太陽ぎらい』を読了。まずは収録作から。「子供の情景」「観光客たち」「遠い星から来たスパイ」「殺さずにはいられな...

Category: 国内作家 小泉喜美子    12 10, 2006
小泉喜美子『ミステリーは私の香水』(文春文庫)
 『ROM』127号が届く。今回は珍しく「怪奇幻想特集号」ということだがこちらはもともと本格原理主義でもないので、これはこれで十分楽しめる。しかし小林晋氏というのはつくづく守備範囲が広いお方である。 読了本は小泉喜美子の『ミステリーは私の香水』。 ミステリーについて書かれたエッセイ集だが、基本的な内容は、海外ミステリーやハードボイルドについての礼賛と、身辺雑記がメイン。海外ミステリーに関する話や、他の作...

Category: 国内作家 小泉喜美子    08 15, 2005
小泉喜美子『弁護側の証人』(集英社文庫)
 OSを変えたためにソフトのバージョンアップもいくつか余儀なくされているのだが、ファイルメーカーpro7がどうにも重い。ソートや検索、表示の切り替えなど、前のバージョンはほとんど瞬時という感覚でとても使いやすかったのだが、今は3倍ぐらい時間がかかってるんじゃないだろうか。最も重宝しているソフトだけにこれはストレス溜まるなぁ。 読了本は小泉喜美子の『弁護側の証人』。 キャバレーのストリッパーをしていたミミ...

Category: 国内作家 小泉喜美子    12 21, 2003
小泉喜美子『ミステリー歳時記』(晶文社)
 小泉喜美子という作家について今さら説明するまでもないだろうが、念のために書いておくと……海外ミステリー、それも都会風の小粋なミステリをこよなく愛し、自作でも同傾向のミステリーをいくつか残した作家。本作のようなエッセイを初め、評論や翻訳に至るまで、幅広くミステリの世界で活躍した。 本書はそんな彼女の遺作となったエッセイ集。一年十二ヶ月を、花札をモチーフにしてそれにまつわるミステリーを紹介した本である...

« »

03 2024
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

ツリーカテゴリー