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 ついこの前、渡辺啓介氏が亡くなったと思ったら、今度は半村良氏が亡くなった。こちらは六十八歳だからまだまだ作品を書き続けられるお歳。正直最近は読んでいなかったが、若い頃はかなりはまった作家の一人、しかも私の故郷、能登に縁の深い方なのでショックは大きい。なんせ全編能登の方言で書かれた『能登怪異譚』なんて怪奇短編集もあるぐらいなのだ(能登弁がわからないと読みにくいでしょうが、その味わいは絶品!)。おまけに今は亡き義父が半村良氏の友人だったことも、嫁さんの証言で初めて知る。うう、これは全著作集めるべきか?

 本日の読了本は伊藤秀雄『明治の探偵小説』。
 親本は晶文社から出ており、姉妹作?の『近代の探偵小説』は持っているが、こちらは未入手のうちに文庫になってしまった。これだけの労作がこの値段で読めるのだから幸せです。

 というわけで管理人のような者が感想を書くなんておこがましい。黒岩涙香以外ほとんど初めて知るような作家ばかりだし、そうなのそうなのふんふんほうほう、みたいな感じで流し読みに終始。まあ、寝る前にちょっとお勉強みたいなノリで読むのがいいでしょう。知らないことばかりで、一気に読むと知恵熱が出そうだ。
 ちなみにこの本に紹介されている本のほとんどは、おそらく一生涯自分で買うようなことはないだろうから(古書価を知るのすら恐ろしい)、部分的にいろいろな作品のさわりなどが転載されているのが大変嬉しい。


テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌



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