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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 キング, ルーファス"

Category: 海外作家 キング, ルーファス    12 01, 2020
ルーファス・キング『緯度殺人事件』(論創海外ミステリ)
 ルーファス・キングの『緯度殺人事件』を読む。 著者はアメリカの本格黄金時代の作家の一人。しかし、我が国での知名度はいまひとつで、多くの作品が未訳のまま残されている。創元推理文庫で出た長篇『不変の神の事件』、短篇集『不思議の国の悪意』は十分に面白かったし、湘南探偵倶楽部が『新青年』掲載時のものを復刻した『深海の殺人』も抄訳ながら、けっこう楽しめたのだが、どうにも人気が弾けないのは残念だ。 一応は本...

Category: 海外作家 キング, ルーファス    10 27, 2019
ルーファス・キング『深海の殺人』(湘南探偵倶楽部)
 ルーファス・キングの『深海の殺人』を読む。 『不変の神の事件』などでも活躍したヴェルコール警部補が登場する長編作品だが、『新青年』の1935年8月号に掲載された抄訳をそのまま復刻しているため、ボリューム的には原作の1/5程度といったところ。短編感覚で読めてしまう。  まずはストーリー。 大富豪ローレンス・サッカーが友人や親類を乗せて航行中の大型ヨット「ヘルシナー号」が、暗礁に乗り上げ、乗員のうち、わずか...

Category: 海外作家 キング, ルーファス    09 17, 2008
ルーファス・キング『不思議の国の悪意』(創元推理文庫)
 『不変の神の事件』に続いて、もういっちょルーファス・キング。〈クイーンの定員〉にも選ばれた『不思議の国の悪意』である。収録作は以下のとおり。Malice in Wonderland「不思議の国の悪意」Miami PapersPlease Copy「マイアミプレスの特ダネ」The Body in the Pool「淵の死体」To Remember You By「思い出のために」Let Her Kill Herself「死にたいやつは死なせろ」Agree-or Die「承認せよーさもなくば、死ね」The Body in t...

Category: 海外作家 キング, ルーファス    09 11, 2008
ルーファス・キング『不変の神の事件』(創元推理文庫)
 ルーファス・キングの『不変の神の事件』を読む。刊行は1999年。リアルタイムで買って読もう読もうと思いつつ、なんと十年ものの積ん読にしてしまった一冊。 作者のルーファス・キングは、日本での知名度はいまひとつだが、本国アメリカでは黄金期から戦後にかけて活躍した人気作家だ。戦前はシリーズ探偵のヴァルクール警部補ものの本格でブレイクし、戦後はサスペンスものに作風が移行していったが、その真価が発揮されたのは...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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