Posted in "海外作家 コッパード, アルフレッド・エドガー"
- Category: 海外作家 コッパード, アルフレッド・エドガー 03 29, 2015
- A・E・コッパード『郵便局と蛇』(ちくま文庫)
- アルフレッド・エドガー・コッパードの短編集『郵便局と蛇』を読む。コッパードを読むのは光文社の古典新訳文庫で出た『天来の美酒/消えちゃった』以来だが、相変わらず満足度の高い読書を満喫できた。 まずは収録作。国書刊行会版の文庫化だが、ちくま文庫版には「アラベスク 鼠」がボーナス収録されている。Silver Circus「銀色のサーカス」The Post Office and the Serpent「郵便局と蛇」Simple Simon「うすのろサイモン」Th...
- Category: 海外作家 コッパード, アルフレッド・エドガー 03 14, 2010
- コッパード『天来の美酒/消えちゃった』(光文社古典新訳文庫)
- 小説好きの裏をかくようなラインナップ。そんなイメージが定着した光文社の古典新訳文庫から、アルフレッド・エドガー・コッパードの『天来の美酒/消えちゃった』を読む。これもよく出せたな、という一冊である。 そもそもコッパードと言えば、ジャンル的には一応、幻想小説や恐怖小説の範疇。既刊本としては国書刊行会の『郵便局と蛇』があるのみで、その他で読めるものは創元推理文庫の『恐怖の愉しみ』をはじめとしたアンソ...