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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 大倉燁子"

Category: 国内作家 大倉燁子    02 08, 2021
大倉燁子『バナナの蔭』(湘南探偵倶楽部)
 湘南探偵倶楽部さん復刻の小冊子、大倉燁子の『バナナの蔭』を読む。十ページほどの掌篇である。  戦前に多く書かれた諜報ものの一種で、シンガポールに赴任してきた外交官一家の一人娘・雅子が主人公。自宅で催されたある夜の仮面舞踏会で、たまたま暴漢に襲われていた令嬢を助けたところ……という一席。 令嬢を助けるという前半の展開が、その先への期待をつなげているものの、後半は動きがほぼないままに終わってちょっと残...

Category: 国内作家 大倉燁子    05 07, 2011
大倉燁子『大倉燁子探偵小説選』(論創ミステリ叢書)
 先日、Twitterで論創社さんが論創ミステリ叢書の四十巻以降の売上げランキングを発表してくれた。そうそう見られる結果でもないのでちょっと転載しておこう(問題あるようなら削除しますのでお知らせください)。 現時点では、1位:高木彬光、2位:宮原龍雄、3位:狩久、4位:瀬下耽、5位:大阪圭吉、6位:角田喜久雄、7位:木々高太郎、8位:水谷準とのこと。そこそこ有名どころが並ぶ四十番台である。現在では入手しにくい作...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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