Posted in "海外作家 ゴードン, デイヴィッド"
- Category: 海外作家 ゴードン, デイヴィッド 05 17, 2020
- デイヴィッド・ゴードン『用心棒』(ハヤカワミステリ )
- コロナや政治のニュース等々、現実があまりに辛気臭いので、小説ぐらいは楽しいものを読もうかなと思い、デイヴィッド・ゴードンの『用心棒』を手にとってみた。 こんな話。ジョー・ブロディーはハーバード大学を中退、陸軍特殊部隊で活躍した経歴をもつ凄腕だが、同時にドストエフスキーを愛する心やさしき男でもある。しかし、わけあって今では幼馴染みのマフィアのボス・ジオが経営するストリップクラブの用心棒を務めていた...
- Category: 海外作家 ゴードン, デイヴィッド 09 01, 2013
- デイヴィッド・ゴードン『ミステリガール』(ハヤカワミステリ)
- 『二流小説家』で一躍人気作家となったデイヴィッド・ゴードンの第二作『ミステリガール』を読む。 これまで書いたものがさっぱり陽の目を見ることがない、小説家志望のサム・コーンバーグ。それでも妻ララの献身的な愛に支えられてはきたが、勤務先の古書店がつぶれるに至り、ついにはララからも別れ話を切り出されてしまう。焦ったサムはまずは仕事をと、就職活動を始めた。 その彼を雇ってくれたのは、意外にも私立探偵。し...
- Category: 海外作家 ゴードン, デイヴィッド 06 03, 2011
- デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』(ハヤカワミステリ)
- 本日の読了本は、デイヴィッド・ゴードンの『二流小説家』。 題名どおりの二流小説家を主人公にしたミステリ。売れない中年作家のハリーはいくつものペンネームを使い分け、ミステリからSF、ファンタジーにポルノまで書き散らかす毎日。しかし、それでも収入は安定せず、恋人には逃げられ、ついには中学生の家庭教師で食いつなぐ羽目に陥っている。 そこへ降ってわいたのが、連続殺人で逮捕された囚人ダリアン・グレイからの手...