Posted in "海外作家 パーカー, ロバート・B"
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 07 31, 2007
- ロバート・B・パーカー『ダブルプレー』(早川書房)
- 本日は抜歯の日。以前に虫歯の治療をした親知らずの詰め物がとれてしまい、虫歯も再発しているということで、結局抜くことになったのだ。抜歯自体は意外に早く終わったが、けっこう鈍痛が続いてブルー。皆さんも歯は大切に。 ハードボイルド界の第一人者といってよいだろう。ロバート・B・パーカーは、強いアメリカ、正しいアメリカを擬人化したようなキャラクター、つまりスペンサーを創造し、そのシリーズで好評を博してきた...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 10 20, 2006
- ロバート・B・パーカー『沈黙』(ハヤカワ文庫)
- 東京ビッグサイトで行われている『WPC TOKYO 2006』やら『eドキュメントJAPAN 2006』等を視察。 まあ仕事絡みなのでそちらの話題はともかくとして、それよりも乗換駅、豊洲の駅前の発展ぶりに驚いてしまった。そういえばキッザニアなんていうのも、豊洲であった。あれは正直、考えて実行してしまったやつに心底感心する。メキシコが発祥の地、というのもまた驚きである。 読了本は引き続きロバート・B・パーカーから『沈黙』。...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 10 18, 2006
- ロバート・B・パーカー『突然の災禍』(ハヤカワ文庫)
- ロバート・B・パーカーの『突然の災禍』を読む。おなじみスペンサー・シリーズ。 スーザンの元夫ブラッドがセクハラで訴えられるという事件が起き、ブラッドはスーザンに助けを求めた。スーザンは複雑な思いを胸にしながらもスペンサーに調査を依頼するが、スペンサーがブラッドに会ってみると、スーザンの話と食い違うことが多く、当人は弁護士を雇おうともしない……。 前作『悪党』でスペンサーに試練を与えたパーカーだが、...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 11 29, 2005
- ロバート・B・パーカー『悪党』(ハヤカワ文庫)
- ロバート・B・パーカーの『悪党』を読む。 今回スペンサーが依頼された仕事は、一年半前に起こった白人女子大生殺害事件の再捜査だった。犯人の黒人少年は既に逮捕されているが、当時は十分な弁護ができなかったと感じた弁護士が、スペンサーの助力を求めてきたのだ。スペンサーは被害者の肉親や事件関係者らから聞き込みを始めるが、被害者のボーイフレンドやその両親の釈然としない態度に疑念を抱き始める。同時にスペンサー...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 03 27, 2005
- ロバート・B・パーカー『チャンス』(ハヤカワ文庫)
- 読書ペースがもうひとつ捗らなくて困る。原因はあれこれあってハッキリしているのだが。 それでも日記ぐらいは何とか書こうと思いつつ、読書が進まないとなぜか日記も滞りがち。まあ、感想を日記に残すという目的も確かにあるのだけれど、完全に連動させる必要もそのつもりもないわけで。変な刷り込みができちゃったなと思う。 久生十蘭や森下雨村を集中的に読もうと思いつつ、少し『魔都』に悪酔いしてしまったので、軽いもの...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 11 15, 2004
- ロバート・B・パーカー『束縛』(ハヤカワ文庫)
- 会社で年末調整の準備やら年賀状の準備やら。通常業務に加えて、年末業務がいろいろと重なってきて慌ただしい。 ロバート・B・パーカー『束縛』読了。スペンサーものではなく女性私立探偵サニー・ランドルを主人公にしたシリーズ第三作である。 今回のサニーの仕事はボディガードだ。ロマンス系の超売れっ子作家メラニーが、全米をまわるサイン会を行うことになる。しかし実はメラニーは離婚した夫から尾け回されており、精神...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 05 11, 2004
- ロバート・B・パーカー『虚空』(ハヤカワ文庫)
- 腰痛でダウン。目が覚めてもしばらく動けず、やむなく会社を休む。原因ははっきりしており、日曜に家で長時間パソコンを使って仕事をしたせいである。机と椅子の高さのバランスが悪いのはわかっており、普段は気をつけているのだが、ちょっと根を詰めすぎたようだ。つくづく年をとったと痛感。情けない。 そんなわけで家で一日中横になって読書。久々にパーカーのスペンサーものを読んだ。 スペンサーものを楽しめるかどうかは...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 10 11, 2002
- ロバート・B・パーカー『湖水に消える』早川書房
- 読了本はロバート・B・パーカーの『湖水に消える』(早川書房)。お馴染みのスペンサー・シリーズではなく、地方の小都市パラダイスを舞台にした警察署長ジェッシィ・ストーン・シリーズである。 湖畔で発見された少女の遺体。しかし、それは溺死でなく、銃による殺害事件だった。捜査の結果、少女の身元は判明したが、両親を訪ねたジェッシィは、そこでとんでもない返事を聞かされる。なんと彼女の母親は、そんな娘などうちに...
- Category: 海外作家 パーカー, ロバート・B 08 27, 2002
- ロバート・B・パーカー『ガンマンの伝説』(早川書房)
- 読む前からある程度確信していたことだが、やっぱり思ったとおり。本日読了したロバート・B・パーカー『ガンマンの伝説』の話。 これはスペンサー・シリーズでお馴染みのロバート・B・パーカーが史実などをもとに書き起こしたパーカー版「OK牧場の決闘」である。 西部史でもとりわけ有名なクラントン一家とアープ兄弟の対決が、腐敗した政治、開拓者たちの生き様などといった当時の社会的背景を交えて語られる。特に興味深いの...