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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 デュ・モーリア, ダフネ"

Category: 海外作家 デュ・モーリア, ダフネ    03 04, 2018
ダフネ・デュ・モーリア『人形』(創元推理文庫)
 先日読んだ『いま見てはいけない』に続き、ダフネ・デュ・モーリアの短編集をもういっちょ。ものは『人形』である。まずは収録作。East Wind「東風」The Doll「人形」And now to God the Father「いざ、父なる神に」A Difference in Temperament「性格の不一致」Frustration「満たされぬ欲求」Piccadilly「ピカデリー」Tame Cat「飼い猫」Mazie「メイジー」Nothing Hurts for Long「痛みはいつか消える」Angels and Archangels「...

Category: 海外作家 デュ・モーリア, ダフネ    02 20, 2018
ダフネ・デュ・モーリア『いま見てはいけない』(創元推理文庫)
 ダフネ・デュ・モーリアの短編集『いま見てはいけない』を読む。 早川書房の異色作家短編集にもラインナップされている作家なので、どうしてもそういう文脈で語られることが多い作家だが、本書を読んで、それほど異色作家というわけでもないのかなという気がしている。 もちろん異色作家にありがちな奇妙な味、見事などんでん返し、なんともいえない恐怖など、お決まりの要素を含んだ作品ももちろんあるのだが、デュ・モーリア...

Category: 海外作家 デュ・モーリア, ダフネ    09 02, 2006
ダフネ・デュ・モーリア『破局』(早川書房)
 先月が期末で案の定後半はばたばた。他の仕事もなぜか同時にピークを迎えて、先週は月曜から木曜までずっと午前様という始末だったが、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。 ダフネ・デュ・モーリアの『破局』を読む。改装版異色作家短編集、目玉のひとつ。個人的には『レベッカ』よりも短編集『鳥』でこの人の凄さを認識したこともあるし、第一、これまで古書でゲットする機会がなかったので、喜びもひとしお。 収録作は以下...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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