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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 トンプスン, ジム"

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    04 07, 2008
ジム・トンプスン『失われた男』(扶桑社ミステリー)
 今さら土曜日の話ではあるが、玉川上水沿いにある「羽村の堰」というところで、桜を見物してくる。それほど広くないところにびっしりと桜および露店が出ているものだから、なかなかけっこうな熱気で悪くない。規模でいったらもっと派手な桜の名所はいくらでもあるが、こういう地元の隠れた名所もいいなぁ。 本日の読了本はジム・トンプスンの『失われた男』。 主人公はクリントン・ブラウンという地方紙の新聞記者。記事はもち...

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    01 20, 2008
ジム・トンプスン『鬼警部アイアンサイド』(ハヤカワミステリ)
 ここ最近の文芸関係のビッグニュースというとやはり芥川賞・直木賞の発表だが、個人的にはエドワード・D・ホックの訃報である。七十七歳ということだが、急死らしく詳しいことはまだわかってないようだ。不可能犯罪を追い求め、膨大な作品を作り続けてきた作家だっただけに、ミステリ界には実に大きな損失である。合掌。 もうひとつニュース。東京創元社からのメールマガジンによると、フィリップ・マクドナルドの『ライノクス...

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    08 14, 2006
ジム・トンプスン『取るに足りない殺人』(扶桑社)
 ジム・トンプスンの『取るに足りない殺人』を読む。トンプスンも好きな作家で、再評価されて着実に翻訳が続いているのは誠に喜ばしい限り。まだ『鬼警部アイアンサイド』や『失われた男』も未読なので、大事に読まなければ。 主人公のジョー・ウィルモットはある田舎町の映画館オーナー。過去に傷を持つ身ではあったが、結婚した妻の経営していた映画館を引き継ぐや、持ち前の切れる頭を頼りにビジネスを伸ばしてきた。だが、そ...

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    05 21, 2004
ジム・トンプスン『深夜のベルボーイ』(扶桑社)
 デザイナーの募集を行うことになり、面接の日々が始まる。すっかり手慣れた仕事になってしまったので以前ほどの負担はないが、それでも精神的に疲れることは変わらない。応募者もこちらも真剣だものなぁ。 読了本はジム・トンプスンの『深夜のベルボーイ』。 主人公は、父の失職によって大学をあきらめ、ホテルのベルボーイをして暮らすダスティ青年。彼の冴えない小さな世界にすらさまざまな人間模様がある。失職後にだらしな...

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    04 30, 2003
ジム・トンプスン『死ぬほどいい女』(扶桑社)
 やはり今ノワールと言われている作品とは全然別物という気がする。本日読了したジム・トンプスンの『死ぬほどいい女』の話である(といっても最近の新しい「ノワール」ってほとんど読んでないんだけど)。 本作もこれまで訳された作品同様、とりたてて際だったストーリーがあるわけではない。冴えない訪問販売員の主人公が、死ぬほどいい女と知り合ったがために、転落の一途を辿る道筋を適当に綴っていく物語だ。いい加減な思想...

Category: 海外作家 トンプスン, ジム    07 07, 2002
ジム・トンプスン『アフター・ダーク』(扶桑社)
 ジム・トンプスン『アフター・ダーク』を読む。 主人公のビル・コリンズはかつて一世を風靡したボクサーだった。しかし度重なる頭部への衝撃からか精神に障害をかかえており、今では収容所を脱走して放浪の身だ。そんなビルがあるとき立ち寄ったバーで、、魅力的な未亡人フェイと出会ってしまったことから、彼は危険な誘拐事件へと巻き込まれていく……。 うううー、きたきたきたー! さすがトンプスン! さすが安物雑貨店のド...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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