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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 ガーヴ, アンドリュウ"

Category: 海外作家 ガーヴ, アンドリュウ    10 11, 2014
アンドリュウ・ガーヴ『殺人者の湿地』(論創海外ミステリ)
 アンドリュウ・ガーヴの『殺人者の湿地』を読む。しばらく前に読んだ『運河の追跡』と同様、論創海外ミステリからの一冊。 『運河の追跡』は小粒ながらもきっちりまとまったサスペンスで悪くなかったが、本作もなかなかの出来。いや面白さでいえばこちらの方が一枚上だろう。  まずはストーリー。 英国ケンブリッジ州のトレーラー販売会社に勤めるセールスマンの青年、アラン・ハント。ノルウェーに休暇で出かけ、両親と旅行...

Category: 海外作家 ガーヴ, アンドリュウ    09 09, 2014
アンドリュウ・ガーヴ『運河の追跡』(論創海外ミステリ)
 アンドリュウ・ガーヴは主に五十~七十年代にかけて活躍したイギリスのミステリ作家。シリーズものはほとんど書かず、毎回、趣向を凝らしたノンシリーズのサスペンスで勝負し、人気を集めた。長篇も五十作近く残しており、その半数近くがポケミスで邦訳もされている。 だが悲しいかなその人気はミステリマニア止まりのようで、文庫化されたものはハヤカワと創元で各一冊ずつという寂しさ。知られている作品はおそらく悪女ものの...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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