Posted in "海外作家 ヘイヤー, ジョージェット"
- Category: 海外作家 ヘイヤー, ジョージェット 03 12, 2021
- ジョージェット・ヘイヤー『グレイストーンズ屋敷殺人事件』(論創海外ミステリ)
- ジョージェット・ヘイヤーの『グレイストーンズ屋敷殺人事件』を読む。 創元推理文庫で『紳士と月四の晒し台』、『マシューズ家の毒』を読んだのが、もう六年ほど前。ちょうど本書が刊行された頃で、内容もわからないのにあまり溜めるのもまずいと思い、まずは創元の二冊を片付けたわけだ。 そのときの感想はブログにもアップしているとおりで、まあ甘く見て“一勝一引き分け”といったところか。二番目に読んだ『マシューズ〜』...
- Category: 海外作家 ヘイヤー, ジョージェット 07 11, 2015
- ジョージェット・ヘイヤー『マシューズ家の毒』(創元推理文庫)
- ジョージェット・ヘイヤーの『マシューズ家の毒』を読む。少し前に読んだ一作目『紳士と月夜の晒し台』は、感情移入しにくいタイプの登場人物が繰り広げる会話がとにかく印象に残ったものの、ミステリとしては重要なポイントでミスをするなど、全体の出来としてはいまひとつといったところだった。 セイヤーズもその実力を認めた実力派とは帯の謳い文句だが、結局は創元推理文庫でもここで翻訳が止まっているだけに、ちょっと...
- Category: 海外作家 ヘイヤー, ジョージェット 05 26, 2015
- ジョージェット・ヘイヤー『紳士と月夜の晒し台』(創元推理文庫)
- ジョージェット・ヘイヤーの『紳士と月夜の晒し台』を読む。あまり馴染みのない名前だけれど、森氏の『世界ミステリ作家事典 本格派篇』にもちゃんと載っている、歴とした黄金期のミステリ作家。四年ほど前に創元から二冊刊行されたものの、なんとなく食指が動かなくてしばらく積んでいたのだが、今年に入って論創海外ミステリからも刊行されたため、そろそろ潮時と思って読み始める。 ロンドンから程近くにある小さな村アシュ...