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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 蒼井雄"

Category: 国内作家 蒼井雄    08 25, 2014
蒼井雄『蒼井雄探偵小説選』(論創ミステリ叢書)
 論創ミステリ叢書から『蒼井雄探偵小説選』を読む。 蒼井雄は戦前には珍しい本格派、しかもクロフツ流のアリバイ崩しなどを得意としたリアリズム志向の作家である。ただ、本業を別にもつ勤め人だったため、残念ながら作品数はそれほど多くない。長篇が三作、短編も十作あまりしかなく、本書はその短編すべてをまとめたものである。 「狂燥曲殺人事件」「執念」「最後の審判」「蛆虫」「霧しぶく山」「黒潮殺人事件」「第三者の...

Category: 国内作家 蒼井雄    07 17, 2006
蒼井雄『船富家の惨劇』(春陽文庫)
 蒼井雄の『船富家の惨劇』読了。 ううむ、一週間もかかってしまった。『瀬戸内海の惨劇』もそうだったが、やはり蒼井雄の文章は正直、読みやすいほうではないと思う。説明が長すぎたり堅すぎたりして、リズムに乗りにくいというか。しかも地の分より会話文の方が読みにくく感じるのは気のせいか。自然描写などはわりといいのだけれど。 物語の構成に関しても、相変わらず手並みがよいとはいえない。最初の事件の一時的な解決、...

Category: 国内作家 蒼井雄    07 11, 2006
蒼井雄『瀬戸内海の惨劇』(国書刊行会)
 蒼井雄の『瀬戸内海の惨劇』読了。 この人は作品の数が少ない割には意外と名前を知られている作家であろう(もちろん探偵小説好きに限っての話だが)。最も有名なのは、もちろん創元推理文庫の『日本探偵小説全集12』に収録されている『船富家の惨劇』で、概ねその一冊で知られていると思って間違いない。 長編では他に、本日読んだ『瀬戸内海の惨劇』があるのみ。あとは短編がいくつかというぐあいで、執筆時期はほとんど戦前...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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