fc2ブログ
探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 多岐川恭"

Category: 国内作家 多岐川恭    07 24, 2016
多岐川恭『落ちる』(創元推理文庫)
 すっかりマイブームになりつつある多岐川恭だが、本日は短編集『落ちる』をご紹介。管理人が読んだのは創元推理文庫版で、直木賞を受賞した河出書房新社版『落ちる』に初期の秀作三編を加えた、いってみれば多岐川初期短編の決定版である。 収録作は以下のとおり。「落ちる」「猫」「ヒーローの死」「ある脅迫」「笑う男」「私は死んでいる」「かわいい女」「みかん山」「黒い木の葉」「二夜の女」  おお、長篇だけでなく短篇...

Category: 国内作家 多岐川恭    07 10, 2016
多岐川恭『濡れた心』(講談社文庫)
 多岐川恭のデビュー長編『氷柱』が思いのほか良かったので、お次は第四回江戸川乱歩賞を受賞した第二長編の『濡れた心』を読んでみる。 こんな話。感受性に富んだ文学少女・御厨典子とスポーツが得意な南方寿利は同じ女子高に通う同級生。どちらも美貌の持ち主だが、神秘的でコケティッシュな雰囲気の典子、大柄で健康的な寿利と、タイプはそれぞれ異なるがそれ故か二人はいつしか惹かれあい、友情を越え、同性愛へと発展する。...

Category: 国内作家 多岐川恭    07 04, 2016
多岐川恭『氷柱』(講談社文庫)
 多岐川恭のデビュー長篇『氷柱』を読む。 著者はデビュー当時から個性的なミステリを書いてきた作家だが、著作が多いことや途中から時代物をはじめとした他ジャンルで活躍したこともあって、ひと頃は単なる流行作家みたいなイメージもあった。 だがもともとはミステリのマニア筋でも評価は高く、特に初期のものは傑作が多いと聞く。管理人もそのうちまとめて読もうかと思っていたら、あっというまにはやン十年。ようやく積ん読...

« »

02 2024
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

ツリーカテゴリー