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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 甲賀三郎"

Category: 国内作家 甲賀三郎    10 27, 2021
甲賀三郎『強盗殺人実話 戦前の凶悪犯罪事件簿』(河出書房新社)
 甲賀三郎の『強盗殺人実話 戦前の凶悪犯罪事件簿』を読む。明治から大正にかけて起こった実際の事件を読み物として甲賀が仕上げたもの。まずは収録作。「お茶の水おこの殺し」「二本榎惨劇」「小名木川首無死体」「お艶殺し」「小石川七人斬り」「鈴弁殺し」「名古屋駅行李詰め屍体」「大井堀事件 疑問の十月二日」「女優一家の怪死」「ピス健」  具体的だが妙にそそるタイトルが並んでおり、いかにも実話読み物といった雰囲気...

Category: 国内作家 甲賀三郎    06 06, 2020
甲賀三郎『真紅の鱗形』(湘南探偵倶楽部)
 本日の読了本は甲賀三郎のジュヴナイルから『眞紅の鱗形』。湘南探偵倶楽部さんの復刻版である。まずはストーリーから。 松本家に、いま東京を騒がせている謎の犯罪集団〈眞紅の鱗形〉から脅迫状が届いた。彼らは金持ちを見つけては、〈眞紅の鱗形〉のついた脅迫状を送りつけ、金品を渡せと命じてくるのである。それを断った者はみな命を奪われており、捜査にあたる警視庁の原警部の責任も問われていた。 しかし、松本家の主は...

Category: 国内作家 甲賀三郎    09 02, 2017
甲賀三郎『蟇屋敷の殺人』(河出文庫)
 この一、二年で森下雨村や大下宇陀児、小栗虫太郎といった古い探偵小説作家の作品をぼちぼちとと復刊している河出文庫だが、いつの間にやら〈KAWADE ノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ〉というシリーズ名がつけられているではないか。 昨年、森下雨村が出た頃にはまだなかったと思うのだが、こういうシリーズ名をつけたということは、これまでの作品がそこそこ売れて、ビジネスとして成り立ってきたとみてよいのだろうか...

Category: 国内作家 甲賀三郎    04 03, 2016
甲賀三郎『浮ぶ魔島 ― 甲賀三郎 少年探偵遊戯 ―』(盛林堂ミステリアス文庫)
 西荻窪の古書店、盛林堂書房さんが創刊した自社ブランド「盛林堂ミステリアス文庫」がなかなか精力的である。もとよりミステリや幻想系の復刊ものが中心なので、管理人も度々お世話になることが多いのだが、本日もその中から一冊読んだので紹介してみることにする。 ものは『浮ぶ魔島 ― 甲賀三郎 少年探偵遊戯 ―』。乱歩や大下宇陀児らと並ぶ戦前の大御所探偵小説家のひとり、甲賀三郎の短編集だ。 「浮ぶ魔島(うかぶまのしま...

Category: 国内作家 甲賀三郎    11 01, 2015
甲賀三郎『印度の奇術師』(盛林堂ミステリアス文庫)
 甲賀三郎の『印度の奇術師』を読む。 おなじみ西荻窪の古書店、盛林堂さんが刊行している盛林堂ミステリアス文庫からの一冊だが、いつもと少々具合が違っていて、これは昭和十七年に刊行された今日の問題社版のデジタル・リプリント版。つまり新たにデータを起こすのではなく、元本をそのまま複写復刻し、そこからデジタル処理で文字補正などを行ったものである。 単なる復刻に比べればさすがにきれいだが、画像として取り込ん...

Category: 国内作家 甲賀三郎    03 28, 2007
甲賀三郎『甲賀三郎探偵小説選』(論創ミステリ叢書)
 いまひとつ体調優れず早めに会社を出る。が、書店にはしっかり寄って、異色作家短編集の『棄ててきた女 アンソロジー/イギリス篇』『エソルド座の怪人 アンソロジー/世界篇』(これで無事完結!)、『ハンニバル・ライジング(上・下)』などをゲット。 レクター博士ものは正直もういいやって感じなのだが(個人的には羊で終わりにしてほしかった)、まあこれもお祭りみたいなものだから仕方ない。ただ、トマス・ハリスという...

Category: 国内作家 甲賀三郎    07 07, 2006
甲賀三郎『姿なき怪盗』(春陽文庫)
 プチ修羅場進行形のため今年は国際ブックフェアに行けそうもない。本来なら昨日今日にでも見にいく予定だったのだが。せめて幕張がもう少し近ければね。一応日曜日に行こうと思えば行けるものの、さすがにこの状態では体を休ませたいし。 休ませたいといえば、人間ドックの再検査を二つばかり受けなければならない。早いとこ予約を入れたいのだが、この体調で再検査してもろくな結果にならない気もする。 ちょっと時間がかかっ...

Category: 国内作家 甲賀三郎    06 05, 2006
甲賀三郎『妖魔の哄笑』(春陽文庫)
 朝イチで人間ドックへ。いつもの起床時間より三時間も早く起きたうえ、検便、検尿、検痰用のサンプルを採り、身動きできないほどの満員電車に揺られる。病院へ到着する頃には普段より数段ぐったりした状態となり、そのまま検診を受ける羽目になるのだが、本当にこれでいいのか? ちなみに昨年は二日間コースだったのだが、あまりに待ち時間が長いので、今年からは日帰りコースにしてもらう。ただ、それでも待ち時間がけっこうあ...

Category: 国内作家 甲賀三郎    05 08, 2006
甲賀三郎『緑色の犯罪』(国書刊行会)
 ゴールデン・ウィークでは予想どおり本を読めなかったが、なぜか仕事が始まると逆に読みたくなる罠。久々の読了本は甲賀三郎『緑色の犯罪』である。収録作は以下のとおり。「ニッケルの文鎮」「悪戯」「惣太の経験」「原稿料の袋」「ニウルンベルクの名画」「緑色の犯罪」「妖光殺人事件」「発声フィルム」「誰が裁いたか」「羅馬の酒器」「開いていた窓」 戦前の本格派の代表みたいな感じで紹介されることの多い甲賀三郎だが、...

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sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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