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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 スワンソン, ピーター"

Category: 海外作家 スワンソン, ピーター    11 02, 2023
ピーター・スワンソン『8つの完璧な殺人』(創元推理文庫)
 ピーター・スワンソンの『8つの完璧な殺人』を読む。サスペンス、とりわけ叙述トリックを活かした作品で人気を博している作家の最新刊。本作はちょっといつもとは異なる雰囲気で始まり、これはいよいよ異なる趣向で攻めてきたかと思いきや。 まずはストーリー。新刊も古書も扱うミステリー専門書店〈オールド・デヴィルズ・ブックストア〉。店主マルコム・カーショーは二人の従業員を雇い、大儲けはできないもののマニアには知...

Category: 海外作家 スワンソン, ピーター    08 01, 2023
ピーター・スワンソン『だからダスティンは死んだ』(創元推理文庫)
 ピーター・スワンソンの『だからダスティンは死んだ』を読む。まずはストーリーから。 広告業界で働くロイドと版画家ヘンの夫妻。彼らはボストン郊外に越してきたが、さっそく隣に住む夫妻、マシューとマイラから食事に招待される。食事も終わり、家の中を見せてもらっているときのこと。マシューの部屋で、ヘンはある物を目撃する。それは二年半前に起きたある殺人事件で、犯人が持ち去ったとされている置物だった。ヘンはマシ...

Category: 海外作家 スワンソン, ピーター    08 22, 2022
ピーター・スワンソン『アリスが語らないことは』(創元推理文庫)
 ピーター・スワンソンの『アリスが語らないことは』を読む。まずはストーリーから。 大学の卒業式を間近に控えていたハリーは、父の訃報で帰省することになった。岸壁の遊歩道から足を滑らせ、r転落死したのだという。だが、警察の調べで転落の前に誰かに殴られた痕跡があることがわかり、殺人の疑いも浮上する。ハリーは残された継母アリスに父の様子を聞くが、アリスはなぜか詳しいことを話したがらない……。 話はアリスがま...

Category: 海外作家 スワンソン, ピーター    10 26, 2019
ピーター・スワンソン『ケイトが恐れるすべて』(創元推理文庫)
 ピーター・スワンソンの『ケイトが恐れるすべて』を読む。 前作の『そしてミランダを殺す』は構成に趣向を凝らしたサスペンス作品。『カササギ殺人事件』の陰にやや隠れた感はあったものの、実は『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」、『週刊文春』の「ミステリベスト10」、そして『このミステリがすごい!』の各ランキングですべて二位を獲得するという快挙を達成した。 さて、続く本作はどうか。  こんな話。ロ...

Category: 海外作家 スワンソン, ピーター    11 11, 2018
ピーター・スワンソン『そしてミランダを殺す』(創元推理文庫)
 ピーター・スワンソンの『そしてミランダを殺す』を読む。馴染みのない作家ではあるが、邦訳としては一応四年ほど前にヴィレジブックスから『時計仕掛けの恋人』が出ており、本作が二作目とのこと。 まずはストーリー。若くして成功をつかんだ実業家のテッド。美しい妻ミランダと結婚して三年。豪華な新居も建築中で、何の不満もないはずだった。だが実はミランダが新居の建築責任者と不倫していることを感づいていた。 そんな...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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