Posted in "海外作家 ロング, アメリア・レイノルズ"
- Category: 海外作家 ロング, アメリア・レイノルズ 05 18, 2019
- アメリア・レイノルズ・ロング『死者はふたたび』(論創海外ミステリ)
- 本日の読了本はアメリア・レイノルズ・ロングの『死者はふたたび』。先月に読んだ本邦初紹介の『誰もがポオを読んでいた』に引き続いての一冊。 私立探偵のダヴェンポートは、「溺死した夫の名前を名乗る男が現れたので調査してほしい」という依頼を受ける。死亡したはずの夫は映画俳優のブルース。依頼人は妻のリンダである。 指定されたホテルに赴いたダヴェンポートだったが、リンダはそこで「男はやはりブルースだった」と...
- Category: 海外作家 ロング, アメリア・レイノルズ 04 21, 2019
- アメリア・レイノルズ・ロング『誰もがポオを読んでいた』(論創海外ミステリ)
- アメリア・レイノルズ・ロングの『誰もがポオを読んでいた』を読む。 本作が本邦初紹介となるアメリア・レイノルズ・ロングだが、本格黄金期のちょい後ぐらいにデビューした本格ミステリの書き手である。もちろん読むのは初めてになるのだが、面白いのは解説に書かれた「貸本系アメリカンB級ミステリの女王」というキーワード。 日本でも1950年代(昭和三十年前後)に貸本文化が栄えた時代があり、それ専門で活躍する作家も少...