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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 陸, 秋槎(リク・シュウサ)"

Category: 海外作家 陸, 秋槎(リク・シュウサ)    05 04, 2022
陸秋槎『文学少女対数学少女』(ハヤカワ文庫)
 陸秋槎の『文学少女対数学少女』を読む。数学を扱ったミステリ、しかも連作短編ということで、昨年に読んだアレックス・パヴェージの『第八の探偵』を思い出したが、異なる点もまた多い作品だった。まずは収録作。「連続体仮説」「フェルマー最後の事件」「不動点定理」「グランディ級数」  本書の主人公はミステリ好きの“文学少女”陸秋槎(りく・しゅうさ)と、同級生で数学の天才少女・韓采蘆(かん・さいろ)。陸秋槎が学内...

Category: 海外作家 陸, 秋槎(リク・シュウサ)    02 11, 2022
陸秋槎『雪が白いとき、かつそのときに限り』(ハヤカワミステリ)
 陸秋槎の『雪が白いとき、かつそのときに限り』を読む。まずはストーリー。 ある冬の朝、中国南部のZ市にある高校の学生寮で、女子生徒が死体となって発見された。現場には雪が降り積もり、足跡がなかったことから警察は自殺として判断する。女子生徒はいじめを苦にしての自殺と見られ、その後、イジメに関わった学生は退学などの処分を受けた。 それから五年。同じ高校でいじめ事件が起こったことをきっかけに、過去の事件が...

Category: 海外作家 陸, 秋槎(リク・シュウサ)    09 13, 2019
陸秋槎『元年春之祭』(ハヤカワミステリ)
 英米仏の作品が常に主流であった翻訳ミステリの状況が、この十年ほどで北欧やドイツの作家が紹介され、ずいぶん様変わりしてきたのはファンならよくご存知だろう。 そしてこの数年、そこに華文ミステリが新たに台頭してきつつある。こちらはミステリの一見さんなら何のこっちゃと思うかもしれないが、中国や香港、台湾といった中国語で書かれたミステリであることは、ミステリファンならやはりよくご存知のことだろう。 もちろ...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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