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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "国内作家 佐賀潜"

Category: 国内作家 佐賀潜    02 24, 2020
佐賀潜『華やかな死体』(講談社文庫)
 佐賀潜の『華やかな死体』を読む。著者は元検事、元弁護士という経歴を生かし、ひと頃は小説、ノンフィクションを量産する人気作家の一人であった。本作は江戸川乱歩賞の第八回受賞作でもあるのだが、このときの面子がすごい。同時受賞となった戸川昌子の『大いなる幻影』をはじめとし、そのほかの候補作が四作。その中には天藤真の『陽気な容疑者たち』、塔晶夫(中井英夫)の『虚無への供物』もいるという豪華さである。乱歩賞...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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