Posted in "海外作家 ヒッチェンズ, ドロレス、オルセン, D・B"
- Category: 海外作家 ヒッチェンズ, ドロレス、オルセン, D・B 07 25, 2023
- ドロレス・ヒッチェンズ『はなればなれに』(新潮文庫)
- 新潮文庫で始まった「海外名作発掘 HIDDEN MASTERPIECES」も順調そうで何より。本日はその中からドロレス・ヒッチェンズの『はなればなれに』を読む。 ヒッチェンズの邦訳は過去に二作ほどあり、管理人はポケミスから出たD・B・オルセン名義の『黒猫は殺人を見ていた』を読んだことがあるが、こちらはコージーっぽい雰囲気とミステリとしての緩さがあまり好みではなかった。 ところが本作はコージーとは正反対のノワールであり...
- Category: 海外作家 ヒッチェンズ, ドロレス、オルセン, D・B 06 09, 2003
- D・B・オルセン『黒猫は殺人を見ていた』(ハヤカワミステリ)
- ココシリーズや三毛猫ホームズ等の猫ミステリーの先駆け、という謳い文句で先日出版されたばかりのD・B・オルセン『黒猫は殺人を見ていた』。だが、コージー系が苦手な管理人のようになどは逆にそれだけでスルーするところである。しかし、著者のオルセンは黄金期のやや後の世代に属する作家で、日本ではかつてポケミスからハードボイルドタッチの作品が一冊だけ刊行されていたらしい。そういうことなら一応読んでおいてもいいか...