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 ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード(下)』読了。上・中・下の三分冊と、けっこうなボリュームだったが、意外にサクッと読める。やはりベストセラーになるだけのことはあり、リーダビリティは相当なものだ。こんな話。

 渡仏していた高名な象徴学者ロバート・ラングドンは、ホテルで過ごしていたある夜、警察の訪問を受ける。ラングドンが会う予定になっていたルーヴル美術館の館長ソニエールが、館内で殺されたというのだ。美術館へ向かったラングドンはそこで信じられない光景を目にする。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描『ウィトルウィウス的人体図』を模した形で横たわっており、さらに死体の周りには、複雑怪奇な暗号が残されているではないか。そこへ駆けつけてきた館長の孫娘でもある暗号解読官ソフィーは、祖父が自分だけにわかる暗号を残していることを理解する。その一方、ラングドンが警察の罠に落ちようとしていることにも気付いたのだった……。

 謀略小説というか伝奇小説というか冒険小説というか、まあそんな類の小説である。キリスト教の裏の歴史を背景に、聖杯にまつわる謎を解き明す主人公の活躍を見事に描いている。感心したのは暗号解読や歴史の謎を中心にもってきておきながら、しっかりとサスペンスやアクション要素を盛り込むその手腕と構成力。しかもこのスピーディーな展開はどうだ。
 惜しむらくは飛ばしすぎのゆえか、ご都合主義的な展開が見られることと、黒幕〈導師〉の言動にやや不自然なところがあるところか。特に終盤、導師の正体が明らかになる辺り。また、映画化を意識したような演出のあざとさも気にならないではない。
 だが、これだけ盛り込んでくれれば、普通に楽しむ分にはまったく問題なかろう。これはあくまでエンターテインメントであり、歴史書やノンフィクションではないのだしね。

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 本日は『ダ・ヴィンチ・コード』を中巻まで。

 ところで、この『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫版。上・中・下巻という三分冊なのだが、これは正直いただけない。いや、分厚い本を分冊するのは全然かまわないのだ。パッと見を軽くして、ミステリファンだけでなく、映画ファンや一般客をも取り込もうとしてのことだと思うので、それは商売だから仕方あるまい。しかし、一冊あたりが薄すぎるのである。上下巻でも全然問題ない厚さだと思うのだが、なぜここまで薄くして三分冊にする必要があったのか? これだと結局は複数冊持ち歩くはめになり、かえって逆効果である。

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 あのベストセラー、ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』が映画になるらしい。原作の方はあまりに売れすぎたこともあって、今まで逆に手に取らなかったのだが、映画はオドレイ・トトゥやトム・ハンクス、ジャン・レノとなかなか好きな俳優さんがそろっているので、たぶん観にいくはず。それならやはり原作は読んでおくか、とうわけで、遅ればせながらのダン・ブラウン初体験である。映画に合わせて文庫化されたこともあり、タイミング的にもちょうどよい。
 とりあえず本日は上巻まで読み進めたが、なかなか読ませるというのが第一印象。まあ詳しい感想は下巻読了時に。

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