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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q"

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    05 30, 2023
Q・パトリック『Re-ClaM eX vol.4』(Re-ClaM eX)
 海外クラシックミステリの専門同人誌『Re-ClaM vol.10』とその別冊アンソロジー『Re-ClaM eX vol.4』が先日到着。今回は本誌、eXともパトリック・クェンティンの特集ということで、本誌ではディック・キャリンガム名義の短篇+ジョナサン・スタッジ名義の未訳全作のレビュー、eXの方は丸ごとQ・パトリック名義の中短篇三作というかなりのボリュームである。クェンティン関係の記事、収録作は以下のとおり。『Re-ClaM vol.10』Fri...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    06 17, 2017
パトリック・クェンティン『死への疾走』(論創海外ミステリ)
 論創海外ミステリからパトリック・クェンティンは『死への疾走』を読む。 ピーター・ダルース・シリーズ最後の未訳作品である。出版社がばらばらだったり、原初の発表順とはまったく異なる順番だったので、シリーズとしての面白さはやや損なわれているけれど、ともかくはシリーズ全作が日本語で読めるようになったことに感謝したい。 まあ、これからシリーズを読もうとする人は、ピーターとアイリス夫妻のドラマという側面も楽...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    05 08, 2016
パトリック・クェンティン『犬はまだ吠えている』(原書房)
 パトリック・クェンティンの『犬はまだ吠えている』を読む。おなじみピーター・ダルースものではなくて、ジョナサン・スタッグ名義で発表されたヒュー・ウェストレイク医師を主人公にしたシリーズ一作目である。 まずはストーリー。 マサチューセッツ州はケンモア・ヴァレーという田舎町で、娘ドーンとともに暮らす医師ヒュー・ウェストレイク。ある晩のこと、いつになく猟犬たちの吠え声に不安を感じていると、裕福だが口やか...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    08 23, 2014
パトリック・クェンティン『女郎蜘蛛』(創元推理文庫)
 先日『ROM』142号が届く。今号は短編探偵小説特集で、小林晋氏ががっつりクラシックの面白そうなところを紹介してくれている。ううむ、原書が読めると一気に読書の幅が広がるのが羨ましい。 『ミステリマガジン』の10月号も神保町で購入。こちらは特別企画で藤田宣永氏によるセリノワールにスポットを当てた特集。デザインも本家に合わせてオシャレである。こういう企画は大歓迎。今晩はゆっくり読ませてもらおう。 読了本はパ...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    06 22, 2013
パトリック・クェンティン『人形パズル』(創元推理文庫)
 パトリック・クェンティンの『人形パズル』を読む。ピーター・ダルースものにしてパズルシリーズの第三作である。 演劇プロデューサーのピーター・ダルースも戦時のいまでは海軍中尉。愛しの妻アイリスとも離ればなれの生活を送っていたが、ようやく休暇を取得し、久々の逢瀬となった。ところが宿はとれない、制服は盗まれる、挙げ句の果てにはアイリスの従姉妹が殺害され、容疑はなんとピーターに。私立探偵のコンビと協力し、...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    11 14, 2012
パトリック・クェンティン『俳優パズル』(創元推理文庫)
 立て続けに『ROM』139号や湘南探偵倶楽部の『「初期創元推理文庫 書影&作品 目録」 資料編【補遺】』などが届き、同じく湘南探偵倶楽部からマーティン・ポーロック 『殺人鬼対皇帝』の案内が届くという、えらく濃いめの一週間。一方では、ベストセラーランキングを賑わすような作家はまったく読めていないという罠。 本日の読了本はパトリック・クェンティンの『俳優パズル』。パズルシリーズの第二作目にあたる作品。 今年は...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    11 01, 2012
パトリック・クェンティン『巡礼者パズル』(論創海外ミステリ)
 パトリック・クェンティンの『巡礼者パズル』を読む。ピーター・ダルースものであり、パズルシリーズの最終作でもある。まずはストーリーから。 従軍によって精神を患い、妻アイリスとの関係に支障をきたすようになった演劇プロデューサーのピーター・ダルース。そこで医者の勧めにしたがい、二人はしばらく別居することを決める。メキシコに一人旅立つアイリス。だが、そこで彼女は作家マーティンと出会い、恋に落ちてしまう。...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    05 22, 2012
パトリック・クェンティン『迷走パズル』(創元推理文庫)
 パトリック・クェンティンの『迷走パズル』を読む。かの〈別冊宝石〉で『癲狂院殺人事件』として訳されて以来、およそ五十年ぶりに新訳された作品。演劇プロデューサー、ピーター・ダルース・シリーズの第一作目でもある。 妻を亡くしたことから酒浸りになった演劇プロデューサーのピーター・ダルース。とうとうアルコール中毒で入院治療を受ける羽目になっていた。そんなある日のこと、ピーターは「ここから逃げろ、殺人が起こ...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    10 24, 2010
パトリック・クェンティン『悪魔パズル』(論創海外ミステリ)
 パトリック・クェンティンの『悪魔パズル』を読む。まずはストーリーから。 女優の妻を空港で見送ったピーター・ダルースは、その帰り道で何者かに襲われ、気を失ってしまう。 目が覚めたとき、そこは見知らぬ部屋。ベッドの上で、手足にはギプスが嵌められ、自分が何者かも思い出せなくなっていた。そこに現れたのは、母、妻、妹を名乗る三人の女たち。彼女たちは彼をゴーディという名前で呼び、動けない彼の世話を焼き始める...

Category: 海外作家 クェンティン, パトリック、パトリック, Q    02 19, 2009
パトリック・クェンティン『グリンドルの悪夢』(原書房)
 パトリック・クェンティンの『グリンドルの悪夢』を読む。 つい二十年ほど前までは、クェンティンは基本的にサスペンス系の書き手として見られてきた作家である。ところがここ数年のクラシックブームで初期の謎解き系作品が少しずつ紹介され、ぼちぼちと本格物の書き手としての顔も見えてきた。クイーンと同時代に活躍し、しかもクイーン同様共作というスタイル。そういう周辺情報もあって、ミステリマニアがクェンティンの未訳...

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プロフィール

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Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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