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探偵小説三昧

天気がいいから今日は探偵小説でも読もうーーある中年編集者が日々探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすページ。

 

国枝史郎『蔦葛木曽棧(上)』(講談社大衆文学館)

 個人的に国枝史郎週間がスタートしたようで、またもや大衆文学館から『蔦葛木曽棧(上)』を引っ張り出してくる。最初は先日の『神州纐纈城』よりは破天荒さが少ないかと思っていたが、読み進むうち個性的な人物たちが連鎖のごとく登場してきて、あっという間に物語の奔流に押し流される。下巻も楽しみ。


プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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