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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in 05 2008

加瀬義雄『失われたミステリ史』(ROM叢書)

 失われたミステリ史

 ROM叢書の『失われたミステリ史』が届く。迂闊なことに出ていることすら気づかなかったのだが、先日某ブログで記事を目にし、慌てて注文したものである。
 ROM叢書といえば、海外のクラシックミステリを紹介し続けている「Revisit Old Mysteries」の刊行物。これまではA・アボットやアリンガム、ヘンリー・ウエイドの翻訳、つまりミステリ小説ばかりだったのだが、今回は加瀬義雄による評論。それも英米以外のミステリに焦点をあてた力作である。ミステリ第三の国であるフランスですら現状がいまひとつつかめていないのに、北欧やドイツ語圏など、ほぼ未知といってよいエリアのミステリ状況をここまで紹介している本など他にはあるまい。ミステリに関しては根っから広く浅くしか読めない人間なので、これは実に嬉しい一冊。各章の目次を眺めるだけでもワクワクしてしまうほどである。ありがたく読ませていただきまする。

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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