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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in 04 2009

『ミステリマガジン』640号

 近況報告。一ヶ月ほど続いていた鬱陶しい案件にようやくゴールが見える。ゴールデン・ウイーク前にもう一悶着ある可能性もあるが、なんとか一区切りつけてから休みに入りたいものだ。予断は許さないものの、休み中の気分が違います。

 今月号の『ミステリマガジン』を買いに、久々に地元の大書店へ出かけると、おっ、もう『天城一傑作集4風の時/狼の時』が出ているではないか。もちろんさっそく購入する。
 これにて天城一傑作集は完結したわけだが、一時期のネットオークションで『別冊シャレード』あたりがとんでもない値段になっていたことを考えると、こうして天城一の著作が手軽に読めるという事実だけでも素晴らしい。編者の日下さん感謝。ただ残念ながら十数編の短編は結局収録されなかったらしく、全集とはならなかったようだ。これは何かの機会にどこかで収録してくれるんでしょうね?(笑)

 『ハヤカワミステリ』の特集は先頃亡くなったウェストレイクの追悼。これがなかなかの力作で、短編からエッセイ、解説と実に盛りだくさん。個人的には小山正氏のウェストレイク映像作品の紹介が非常に役に立ちそう。自分で調べる手間を考えたら、えらく便利な代物である。
 もうひとつ興味深く読めたのが、「翻訳ミステリ応援団!」と題する座談会。今回は出版社の編集者が集合してあれやこれや。御同業ということでかなり頷けることが多く、ジャンルが違えども出版の状況はどこも似たようなものなのであるっ、ていうか、うちのジャンルの方が外的要因に左右されやすい分、きびしいぞ(苦笑)。


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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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