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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


映画三昧

 土曜は奥多摩の渓流で川遊びに興じるも、あまりの暑さで早々に退散。日曜の本日も猛暑ながら、夕方からはいきなりの雷雨。とにかく極端で困る。

 川遊び以外は、映画三昧の週末。DVDで2本、劇場で1本消化する。

 DVDの1本目は『フラガール』。炭坑が斜陽を迎える福島県いわきで、起死回生とばかりに炭鉱会社が構想した常磐ハワイアンセンター。その目玉のひとつとして企画されたフラダンスチームの創設秘話みたいな感じの物語。ダンサーそれぞれが抱える苦悩、そして何より炭坑町が抱える苦悩が錯綜し、感動的なラストへもっていく。最初は『スイング・ガール』ノリかと予想していたが、ずいぶんシリアスな作りで、不覚にも涙腺がゆるみっぱなし。

 2本目は『007/カジノ・ロワイヤル』。久々の肉体派というか硬派なジェームズ・ボンドで、従来のシリーズにはない試みが見られるなど(恒例のオープニングパターンの変更、Mの自宅公開やら伴侶登場、秘密兵器がないこと、ボンドガールの扱いなどなど、他にもいろいろあります)、新たなシーンに入ったと感じさせる作品。映画公開前はかなり賛否両論あったそうだが、個人的には圧倒的肯定派。ハードボイルド系のボンド、酔わせます。

 3本目は劇場で『トランスフォーマー』。ロボット(地球外金属生命体らしい)と人間の対決を描くって話だと思っていたら、地球外金属生命体にも善悪両方がいるようで、人間と善側のロボットが手を組み、悪側のロボットと戦うというストーリー。
 売りはもちろん特殊効果バリバリの映像。冒頭からの一時間程度、ラストの市街戦はさすがに圧倒される。車やジェット機がロボットに変型する様子を実写さながらの映像で見るというのは、日本の男子には堪えられない(笑)。
 ただ最初の一時間ぐらいはとにかくシリアスな展開&刺激的な映像で盛り上がるが、人間と善側のロボットとの交流が始まるやコミカルモードに突入するのが、個人的には辛い。これって『ステルス』でもあったけれど、なぜ無理矢理に心温まる人間ドラマを盛り込もうとするのか。こういう映画には、怖い敵がいればそれでいいのだ。善側のロボットのキャラクターを人間臭くすることで、敵の怖さまで薄れるのがわからないのかな。
 また、主人公の青年が握るロボットたちの秘密、「キューブ」の処理方法、青年が「キューブ」をビルの上に持っていく必然性など、ストーリー上で最後まで納得できないところが目白押し。こういう映画だから、あまり理屈は考えず、映像に没頭するのが吉かとは思うのだが、もう少し親切にできないかね。

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sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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