ADMIN TITLE LIST
 少し更新が滞ったのは、ちょっと遅めの夏休みをとり、箱根・伊豆へ温泉に浸かりにいったせいである。日頃の行いかどうかは知らぬが、台風9号の直撃と初日が重なり、初日はほんとに酒を飲んで温泉に入るぐらいしかすることがない。
 しかしものは考えようである。観光に時間をまったく割けない分、持参した本がかなり読めるため、酒+温泉+読書という、本好きにはこれ以上ないというぐらいある意味大変充実した時間を過ごすことができるわけである。まあ、実際には飲み過ぎて、とても読書をするような状態ではなかったわけだが。しかも二日目のお昼頃からは台風一過でいつもどおりの晴天となり、結局はお約束どおり本が読めない旅となってしまった。

 ところで箱根にある「星の王子さまミュージアム」という博物館は、よくあるメルヘン系の博物館とは違って、けっこうしっかりしたこだわりと内容で感心。いかんせんこちらが『星の王子さま』を読んでいないため、ちょっと理解度不足の部分があるのだが。まあ山ほど翻訳もあることだし、そのうちきちんと読み込んでみたい一冊である。あ、館内に併設されたレストランも、いかにも「博物館のついで」という感じではなく、しっかりしたフランスの家庭料理を食べさせてくれてなかなか美味でありました。

 そんなこんなで、すっかり読書から遠ざかっているここ数日だが、本を買うことだけは止めるわけにはいかない。帰京してすぐに書店へ回り、ジャック・リッチーの『ダイアルAを回せ』(河出書房新社)、『チャンドラー短編全集1キラー・イン・ザ・レイン』(ハヤカワ文庫)、スティーヴンスン『新アラビア夜話』(光文社文庫)、『江戸川乱歩と13の宝石 第二集』(光文社文庫)などを買い込む。
 文庫に挟まっていた早川書房の新刊案内を見ると、あらクライトンの新作『NEXT』が出るではないか。すっかり見落としていたが、これも買わないわけにはいかない。パーカーもストーンもの新作『秘められた貌』が出るようだが、これは文庫待ち。
 ちょっと面白いのは、文庫の上下巻で出るクリフォード・アーヴィングの『ザ・ホークス』か。隠遁生活をおくり、その素顔すらも謎に包まれている伝説の大富豪ハワード・ヒューズの自伝を捏造してしまおうという内容らしい。リチャード・ギアが映画化したみたいだが、別にそういう話題性がなくとも内容はかなりスリリングだ。昔、角川文庫で出た『トライアル』も悪くなかっただけに要注意かも。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説