ADMIN TITLE LIST
 昼飯を食いに出かけると、街のあちらこちらで飾り付けや舞台やらを設営中。ああ、そういえば今年も「神田古本まつり」の季節か。
 しかし、例年ほどには血が騒がない。というか、ここのところ古本を買うことがめっきり減ってしまった。これも昨今のクラシック復刊ブームのおかげであり、もっぱら新刊で用が足りてしまうのである。以前だったら欲しい本は古本でなければ入手できず、読むこともかなわなかったのだが、今では魅力的な新刊が次から次へと刊行されるため、それだけでお腹いっぱいなのだ。嬉しいような、ちょっと寂しいような。
 まあ、そう言いながらも、しっかり当日は見て回るつもりではあるが。ちなみに今週26日の金曜日スタートです。


 昼飯ついでに書店をのぞくと、『久生十蘭従軍日記』が出ているのを見つける。ああ、やっと出た。待ってたんだよ、これを。


 『ミステリマガジン』も12月号が出ている。特集は「ホームズのクリスマス」ということだがそれはさておき。何より目を引いたのは、次号より大幅リニューアルという告知。ううむ、リニューアルは良いとして、気になるのは「海外・日本を問わないミステリの総合誌」へと変貌するというキャッチだ。
 気持ち的には『ミステリマガジン』よ、お前もか、といったところ。ここのところの不穏な空気を感じてはいたのだが……。かつて『ジャーロ』が辿った道を『ミステリマガジン』も歩もうとしている。
 声を大にして言いたいが、国産ものは他にも山ほど媒体がある。伝統ある唯一の翻訳ミステリ誌を、何故にわざわざ普通の推理小説誌と同じように変えなければいけないのだ。自らの存在価値を低めてどうする。商業的に厳しいのであれば、それこそ国産ミステリの専門誌を出せばよい話ではないか。国産ものばかりの『ミステリマガジン』なら、いっそのこと誌名を変えるなり、廃刊にするなりしてくれ。それなら諦めもつくというものだ。
 とりあえず次号は要注目。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌





Kazuouさん

ほんと、たまりません。
予告を見ると、小説の半分以上が日本の作家のものになるようです。別に日本の作家に恨みはございませんが、ひどくめげてしまいました。

ただ、『ジャーロ』の場合はもうひとつ罪があって、新刊書評&紹介のコーナーが、確か2年ぐらいで思いっきり縮小されちゃったんですよね。
『ミステリマガジン』もそこさえ死守してくれれば、まだ買い続けるとは思うのですが、どうなることやら。
【2007/10/25 00:37】 URL | sugata #-[ 編集]

大幅リニューアルですか!
しばらく前から、海外作品の比重が少なくなってきたなあ、とは思ってましたが。
なんか改悪されてしまいそうな気がします。
「存在価値を低めてどうする」というのは、全く同感ですね。今や海外ミステリの短篇を載せる媒体はほとんどないのだから。

『EQ』が『ジャーロ』になったときも、魅力が失せてしまいましたが、あの轍は踏んでほしくないものです。


【2007/10/24 20:12】 URL | kazuou #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説