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 本日は勤労感謝の日。祝日にまで勤労できることを感謝しつつ休日出勤(泣)。

 古書店の街、神保町といえども休日は閉まっている店も多く、閑散としている。そんな中、神保町交差点でオリンピック誘致の署名運動をやっているのがいと哀れ。神保町は休日に人がいないんだから、もう少し場所を選べばいいのに。

 『ミステリが読みたい!2008年版』にざくっと目を通す。
 ううむ、さほど大きな期待はしていなかったのだけれど、ちょっと弱すぎるんじゃないかな。
 もともとミステリマガジンの増大号(3月号ぐらいだったか?)でやっていたものを独立させたものだし、『このミス』のパクリというつもりはないが、これでは『このミス』から遊びのページを抜いただけという印象だ。むしろ、あちらの方が工夫は遙かに感じられる。
 ただでさえ、対象となる期間を、変なところで区切ったり(なんと10月1日~翌9月30日という縛りである、おそらくは類書より先に出したいという理由だろう)、わざわざ雑誌の記事を独立させたりと、商売優先が目につきすぎる本なのだ。
 後発なんだし、しかもミステリマガジンから派生しているのだから、せめて中身だけでもミステリ専門誌としての意地を見せてほしかったところだ。
 唯一、企画らしい企画といえば、小鷹信光&原りょう&山本博によるハードボイルドをテーマとした鼎談。といってもこれも講演の再録なので、お手軽感は否めないが、語られている内容はさすがに面白い。とりわけ村上春樹の訳した『ロング・グッドバイ』を中心とした翻訳論は興味深い。お遊び企画は『このミス』に任せ、早川はやはり真面目にこの手の企画で勝負してほしいものである。

 なお、先日の日記にも書いたが、海外部門ベスト10のうち、6作が早川の本というのはどうなんだろう。講談社の「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」と同じ臭いが感じられて、何だかなぁという感想しか出てこない。しかも一位は掟破りのチャンドラー。これまでも普通に入手できた過去の大傑作を、新訳だからといってランキングの対象にするのも、正直、神経を疑ってしまう。
 早川書房、本当に大丈夫か?


テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌





じっちゃんさん
商売優先は仕方ありませんが、手段が安易なんですよね。
正になりふりかまってられないという感じで、何とも寂しい限りです。


DORNさん
あ、久しぶりです。
でもちょくちょくブログは拝見してますよ。
そちらこそお仕事頑張ってください。
カーのその短編集は拾遺集的な性質で、やや難ありといったところですが(笑)、
ファンならもちろん買いです。
【2007/11/25 19:17】 URL | sugata #-[ 編集]

v-360こんばんはv-360
お久しぶり、DORNです。

この度、カーの短編集「パリから来た紳士」を入手しましたぁ~v-411
まだ、1ページも読んでなぃのですが、とても楽しみにしてぃます。
残るは、「幽霊射手」and「黒ぃ塔の恐怖」の2冊!!

sugataさまは、もう読破してらっしゃるのでしょうか?

そうそう!
チャンドラーの作品にも短編集がぃくつかありますよね?
(実は、名前だけしか知りません・・・v-393

寒くなりましたが、お体には気をつけて推理ラィフ?w
そして、お仕事にとがんばってくださぃネ。

               ではではぁ~e-343



【2007/11/25 18:12】 URL | #-[ 編集]

へえ、早川も落ちたもんですね。
タイトルもパッとしないし、
中身がそれでは。
sugataさんがおっしゃるように後発なら後発らしく、
また老舗なら老舗らしく
お遊びはお遊びとして
ハードで真面目な企画を増やしてほしいところ。

これでは買う気がしないですね。
【2007/11/25 03:32】 URL | じっちゃん #4o1CV0zs[ 編集]















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