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 先週から仕事が修羅場。今週も朝帰りがこれで二度目。ピークは来週だろうが、年末年始を挟んで、おそらく一月の半ばまでけっこうバタバタしそうな気配になってきた。まあ仕事がこれだけあることを喜ぶべきなのだが、それにしてもしんどい。


 『週刊文春』の「2007ミステリーベスト10」掲載号を購入。
 ほお、こちらも『ウォッチメイカー』が海外の1位か。『このミス』と合わせて二冠ですな。

 基本的に『文春』のランキングは、話題作や大作が強く権威主義的、というのが定説なわけで、それに対するアンチテーゼ的存在として『このミス』が登場した経緯がある。しかしながら、さすがにこれだけ長くやっていると、両者の差もかなりなくなってきた感じは否めない。まあ、この数年ずっと言われていることではあるが。

 しかし、早川に対抗してるわけでもないだろうが、こちらも文藝春秋の本が1~3位まで独占というのは、いやはや何とも。むしろここまで正直だと、かえって気持ちいいぐらいだ(苦笑)。
 古いミステリファンなら知っているかもしれないけれど、一時期「アムトラック本」という言い方が、少し流行ったことがある。確か『本の雑誌』だったか。
 「悪くはないけれど、ベスト10に入るほどのものじゃあないだろう」と思っていたら、版元の御都合でちゃっかりベスト10に入ってしまう本のことで、その元になったのが、文春のベスト10にランクインしたクリストファー・ハイドの『アムトラック66列車強奪』(文春文庫)だった。
 少々露骨なやり方に、みな怒るというより呆れてしまったわけだが、以後、そのように版元の御都合でベスト10に入るような本は「アムトラック本」と呼んで、ランキング予想などには欠かせない存在となったわけである。
 ちなみに今年のランクインした文藝春秋の面子を見ると、ジェフリー・ディーヴァーにカール・ハイアセン、トマス・H・クック、デイヴィッド・ピースとなかなか豪勢な顔ぶれである。これらの中に「アムトラック本」があるというのはさすがにちょっと可哀想な気もするが、それでもワン・ツー・スリー・フィニッシュは、やっぱやりすぎだろうと思うのだが(笑)。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌



















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