ADMIN TITLE LIST
 ご存じの方も多いだろうが、赤塚不二夫氏が亡くなった。管理人の世代は『おそ松くん』『天才バカボン』『もーれつア太郎』などの傑作群を、まさにリアルタイムで読んできているので、さすがにショックは大きい。もちろん子供の頃から大ファンである。
 作品の中では、マイナーだとは思うが、赤塚不二夫全集(三十年以上前に既にあったのが驚きである)で読んだ『キビママちゃん』がなぜか印象に残っている。
 二十歳ぐらいの女の子=キビママちゃんが主人公で、ある父子家庭に女中というかメイドというか、そんな仕事でやってくるというお話。一家の悪ガキたちをキュートな女の子が男勝りの厳しさで躾けていくのだが、三十年以上前に書かれた作品なのに、いまのライトノベルや萌え系のコミックなどにも通じるものがあって、やはり巨匠と呼ばれる人はたいていのことをアッサリと自分のものにしているのだなと、今さらながらに感じている。
 ちなみに元の奥様も三日前に亡くなったとかで……ううむ。
 何はともあれ、心よりご冥福をお祈りいたします。


 話は変わるが、実は今月号の『ミステリマガジン』でも、二人の有名な作家の訃報が掲載されていた。
 一人は珍しいオランダのミステリ作家、J・ヴァン・デ・ウェテリンク。派手さはないが、英米とはひと味違った個性的な警察小説が楽しめるいい作家である。残念ながら現役本はおそらくないので、古本屋で創元推理文庫やポケミスの本を見かけたらぜひどうぞ。
 もう一人はトマス・M・ディッシュ。こちらは今さら説明するまでもない『いさましいちびのトースター』などで有名なSF作家である。
 こうした訃報は得てして続くものだが、せいぜいこのへんで止めてもらいたいものだ、いやマジで。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌




| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説