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 DVDでルイ・レテリエ監督の『タイタンの戦い』を観る。ギリシャ神話を題材にした特撮ファンタジーアクション映画で、本作が1981年に作られた同名映画のリメイク版ということは、ちょっとした特撮映画ファンなら御存じだろう。
 オリジナルは、こちらも特撮好きにはおなじみハリーハウゼンが手掛けたものだが、あの独特のコマ送り式の撮影が印象的だった。モンスターなんかもそれなりにいい感じであったものの、どうも世間では特撮好きしか評価していないようなところもあるのが残念(苦笑)。

 一方、本作はもちろん最新のCGでわかりやすい迫力の映像。主役は一気に頂点へ登りつめた感のある、あのサム・ワーシントン。そして監督は、特撮好きのツボも十分心得ている、オタク魂爆発のルイ・レテリエ。よほどのことがなければ大外しはないとは思っていたが、まずその期待には応えてくれる出来である。
 あまりストーリーは深く考えずともよい。ゲーム的にストーリー上でいくつかのフラグを立てつつ、ラスボスをめざすという展開。そのフラグの役目を仰せつかる中ボスモンスターたちが魅力的で、もうほぼ休むことなく一気にラストまで突っ走る。主人公と行動を共にする冒険者たちもなかなかゲーム的でバランスよし。暇つぶしには最高の一本。

 ところで本編とはあまり関係ない話だが、先日やはりDVDで観た『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』と設定等がむちゃくちゃかぶっているのは驚いた。
 時代そのものは違うとはいえ、なんせ主人公はどちらもペルセウス。登場人物の神々もほぼ同じだし、庇護者がいるという設定や、半神として覚醒し成長するという展開も似ている。メデューサ絡みのエピソードに至ってはもう何といって良いのやら……。
 映画の公開は二ヶ月ほど『パーシー~』が先だが、これ制作中にはどちらの側も当然気づいていたはず。普通に考えるとどちらかが脚本をぱくったとしか思えないのだが、実際のところはどうなんだろう? 詳しい方御教授請う。





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