ADMIN TITLE LIST
 ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

 立川でデイビッド・イェーツ監督の『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』を鑑賞。
 ハリー・ポッター・シリーズ最終作、といいたいところだが、長大な原作をもはや通常の尺に収めきれなくなったようで、この最終作『~死の秘宝』は何とPART1とPART2の二部作と相成った。とりあえず完結には来年の7月まで待たなければならないというのが何ともはや。
 何より心配していたのがストーリー展開。もともと原作的にはひとつのつながった物語である。それを前後半分に分けて、それぞれひとつの話にするのだから、まあ、おそらく前半は大した動きのない映画になるのだろうなと思っていたら、本当にそうなってしまっていたのでガッカリ。前作の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』をはじめ、ここのところは長大な原作をまとめきれない弱点を露呈していたので、本作ではそれをカバーするための二部作構成だったはず(ビジネス上の理由も大きいとは思うけれど)。それがすっかり裏目に出た感じだ。
 PART1は、ハリー、ロン、ハーマイオニーが追っ手を逃れながら分霊箱を求めて旅を続けるというのが主な筋。とにかく単調なエピソードの積み重ねである。ハリーとロンの確執、ドビーの活躍などがアクセントになっているとはいえ、この平板な物語は何とかしてほしかった。後半ありきで映画作るのが悪いとはいわないけれど、もう少しやりようがあったのではないかなぁ。
 結局はこれまでのシリーズ作をすべて観ている人、PART2も絶対観るよ、という人しか楽しめない映画である。いや、そういう人でも退屈するかも。PART2では何とか帳尻を合わせてほしいものだが……。

 なお、役者さんは皆それなりに成長していて感心。まさかダニエル・ラドクリフとエマ・ワトソンの大人っぽいラブシーンが観れるとは(苦笑)。





| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 探偵小説三昧, All rights reserved.
ネット小説