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 昨日は少しばかり遠出して(といっても車で一時間もかからないんだが)、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストのイルミリオンを見物してきた。イルミリオンという大層な名前がついているが、まあ、最近すっかり定着した冬のイルミネーションイベントのひとつである。
 これが関東最大クラスというので気になっていたのだが、いやあ確かにこれは派手だった。郊外型遊園地をまるごとイルミネーション化したようなものなので、とにかく規模が大きい。あまり凝ったものは多くないけれど、とにかく物量で勝負しようという意気込みが伝わってくる(笑)。そこそこ混んではいたけれど、器が大きいので比較的ゆったり見て回れるのがいい。四時半ぐらいに入ってイルミネーション点灯開始の瞬間から見るのがオススメかと。


 本日は福田純監督による『エスパイ』をDVDで視聴。超能力者によるスパイ組織の抗争を描いた物語で、言うまでもなく原作は小松左京。公開は1974年。
 実はこれも一応「東宝特撮映画DVDコレクション」の一本なのだが、本作に限っては特撮興味は期待しない方が吉。むしろ東宝が豪華キャストを集めて、新機軸のスパイアクションで一発狙ったと見る方がよいだろう。監督の福田純はゴジラ映画もけっこう撮っているが、基本、軽いものがお好みのようで、こういうアクション映画には定評があった監督である(その分、ゴジラ映画はひどかったけどw)。

 豪華キャストと書いたが、具体的には藤岡弘、由美かおる、加山雄三、草刈正雄、岡田英次、若山富三郎といった面々。アクションをほぼ全面的に担当する藤岡弘、お色気担当の由美かおる、重厚さの若山富三郎あたりは要注目で、特に由美かおるの色っぽさは尋常ではない。これ、公開当時は山口百恵の『伊豆の踊子』と同時公開だったらしいのだが、百恵ちゃん目当ての中高生男子は相当ショックを受けたんじゃないかなぁ(笑)。

 ま、そういう見どころはあるのだが、トータルではやはり残念な出来であることは間違いない。原作のSF的な面白さはほとんど活かされていないし、超能力の表現や演出も拙い。スタッフのSFに対する理解が低いのは一目瞭然で、最悪なのは超能力の本質、根源的なところが「愛」とか言い切ってしまうこと。もうSFを舐めてるとしか思えない。
 怪獣映画も含め、こういう特撮映画ってのは作る側の意識が重要である。大人が楽しめるレベルのものを、真面目に作る気があるかどうか。『エスパイ』はそこが一番の問題なのであった。






Sphereさん

いやあ、『エスパイ』の特撮は侮ってもいいかもしれません(爆)。
ま、それは冗談として、小松左京の作品は『日本沈没』が当たったことで、けっこうその後も映画化されてますよね。『エスパイ』以外にも『首都消失』とか『復活の日』とか。ただ『復活の日』は角川映画ですけど。
【2010/12/13 23:51】 URL | sugata #8Y4d93Uo[ 編集]

『エスパイ』が映画になってるとは知りませんでした。
評価はいまひとつということですが、特撮あなどれませんね~(^^;
【2010/12/13 19:40】 URL | Sphere #AgXjGueg[ 編集]















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