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探偵小説三昧

天気がいいから今日は探偵小説でも読もうーーある中年編集者が日々探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすページ。

 

美女と探偵~日本ミステリ映画の世界~

 Twitterでも少し呟いたが、昼休みに神保町シアターをのぞいて、今月から催される「美女と探偵~日本ミステリ映画の世界~」のパンフをゲットしてきた。これ↓

 美女と探偵

 探偵小説を題材にした邦画全28本が、6月4日つまり今週の土曜から7月1日までほぼ一ヶ月にわたって上映されるわけで、噂には聞いていたが、やはりどの作品も凄そうだ。片岡千恵蔵の金田一ものとか知ってはいたが、もちろん未見だし、ほかにも久生十蘭の『肌色の月』とか仁木悦子の『猫は知っていた』とか高木彬光の『誘拐』とか一度は観たかった映画が目白押し。中にはマッギヴァーンやハロルド・Qマスル、ウィリアム・アイリッシュなど外国作品原作のものもちらほら。個人的には高倉健の『悪魔の手毬唄』がとりわけ気になる。
 ただ、勤め人である以上、全部観るのはとてもじゃないが不可能なんだよなぁ。というか平日はオールだめっぽい。土日も家族を放り出して一人で観にいくわけにもいかないし、そもそも神保町シアターが勤め先の目と鼻の先にあるっていうのもなかなか気が進まない理由のひとつだ(苦笑)。
 せめて後日、DVDあたりにまとめてもらって発売してくれると嬉しいんだけどな。切に希望。関係者の方、ぜひご検討ください。

 なお、詳しくはこちらで
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Comments
 
Sphereさん

とんでもないラインナップですよね。西田金田一はリアルタイムで体験済みですが、古いのはほぼ未見なので、できることなら全部観たいんですけどね。
ここには入ってませんが、乱歩の少年探偵団もけっこう映画化されてますよね。以前にケーブルTVで『少年探偵団 かぶと虫の妖奇』ってのを観たんですが、そっちも凄かったです、いろんな意味で(笑)。
 
いや~すごいですね。
リンク先の神保町シアターの映画紹介を見ただけでお腹いっぱいな感じ(^o^)/
片岡千恵蔵は多羅尾伴内なら1つ見たことあるんですが(映画は抱腹絶倒でしたが)、世代的な事情でどうしても大岡越前のお父さんにしか見えないんですよね。金田一耕助になってもきっと無理(^^;
この中で一番耕助のイメージに合うのは西田敏行でしょうか。
でも一番見たいのはやっぱり健さん。

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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