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 休みをとって原因不明の関節痛の検査に出かける。どうやらリウマチ自体は血液検査の結果、なくなったようだだが、それの親戚筋という疑いはあるようだ(苦笑)。医師によるとほぼこれではないかという見込みはあるようだが、決め手がないため、専門医に紹介状を書いてもらって最終的な診断を仰ぐとのこと。ううむ。
 喩えていえば、犯人は絞られてきたようだが状況証拠しかないため、警察からホームズへの紹介状を書いてもらって、真犯人を挙げてもらうようなものか>ちーがーうー。
 とりあえず鎮痛剤の種類も増やしつつ、日をあらためてまた検査。


 「東宝特撮映画DVDコレクション」から『ゴジラ対メガロ』を視聴。監督は福田純。公開は1973年。
 ゴジラシリーズの第十三作にあたる本作だが、いつも書いているようにこの時期のゴジラ映画は、低予算・子供向きをはじめとした数々の障害に苦しめられ、衰退の一途を辿っていた。
 そんな中でも制作スタッフは何とか新機軸を打ち出そうと努力はしていたわけだが、その姿勢こそ評価できても、結果そのものは惨憺たる有り様であった。

 こんな話。
 アリューシャン列島で行われた国際核実験は太平洋に大きな影響を及ぼした。海底の奥深く、人類がその存在すら知らないシートピア海底王国もまた、その被害から免れることはできなかった。シートピア人は報復のため、王国の守護神メガロを地上に出現させ、人類に対して攻撃を行う。
 一方、科学者の伊吹吾郎が研究を重ねてきた等身大ロボット「ジェットジャガー」が遂に完成のときを迎える。シートピア人はそのロボットに目をつけ、メガロの水先案内に利用しようとするが、息吹たちはジェットジャガーを取り戻して、メガロを倒すべくゴジラを呼びにいかせる。そしてジェットジャガーもまたメガロに対抗すべく巨大化。ここへシートピア人が援軍として呼び寄せた宇宙怪獣ガイガンも現れ、もうてんやわんや……という一席。

 コ#12441;シ#12441;ラ対メカ#12441;ロ

 ストーリーを書いていても嫌になるくらいダメな一本。ゴジラシリーズのワーストを選べば、まず三本の指に入るであろうことは間違いない。
 本作ではシリーズ初となるロボット「ジェットジャガー」が登場するのだが、ジェットジャガーの存在自体を頭から否定するつもりはない。この頃の子供向け番組は変身ものロボットもので埋め尽くされ、東宝スタッフはその時流に乗ったといえる。
 だが、時間がないのか資金がないのか、その扱いは非常に適当でいい加減。ロボットが自分の意志を持ったり、巨大化するというのも全面否定するわけではなく、もう少しましなホラを吹いてくれよということ。

 シートピア海底王国が核実験に対して報復するというのも、ともすれば原点回帰という感じは受けるけれども、まあ、それだけ。人類とシートピア人の対比とか見せ方はいろいろあるはずなのに、人類は結局、シートピア人の存在すら知らないままで戦いを終える(主人公の科学者たちは除く)。人類や科学への警鐘とか、そういう言葉はもはやただのジャンル的な意味合いしか持たないのが悲しい。
 結局、ストーリーにはほとんどドラマがないため、怪獣の格闘シーンだけがダラダラ長いという弊害をも生み出し、グッタリしたままエンディング。

 ひとつだけ面白かったのは、カーチェイスのシーン。ホンダがタイアップしていたようで、クルマで階段や急坂を下ったり、プレハブに突っこんだり、意外に気合いの入ったつくりである。しかも全体の割合を考えると時間もかなり長め。
 妙な案配ではあるが、資金さえあればこれぐらいはいつでも撮れるんだという、スタッフの意地を感じた次第である(笑)。





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